2022年1月31日
【ドル/円】：下値余地が限られる展開。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、上昇一服となりました。下げエネルギーの強いものではないので下値余地が限られる可能性が高いと見ますが、115.60-70の週足の抵抗を上抜けきれておらず、これに再びぶつかる可能性にも注意が必要です。115.70超えを見れば116円超えトライへ。一方下値は115.00-10，114.60-70にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、114円台を割り込んで終えた場合は、下値リスクがやや高くなります。可能性が低いと見ますが、113.50割れで終えるか113円割れを見た場合は短期トレンドが変化します。 ドル買いは115.00-10で軽く買って114.80で浅めに撤退するか、114.60-70の押し目待ちとします。この場合の損切りは113.80で撤退です。ドル売りは1日様子見です。 日足の上値抵抗は115.60-70，116.10-20，116.50-60に、下値抵抗は115.00-10，114.60-70，114.30-40にあります。
【ユーロ/円】：下げ渋り。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は寄せ線に近い形の足が出ており、寄り付き水準に戻して引けています。128円台の強い下値抵抗を守っており、突っ込み売りに注意が必要ですが、トレンドが弱いので大幅反発にも繋がり難いと見られます。買いは様子見か127.60-70まで引きつけて。損切りは127.30で浅めに撤退です。売りは129.00-10で戻り売り。損切りは129.30で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は128.70-80，129.00-10，129.70-80に、下値抵抗は128.20-30，128.00±10銭、127.60-70にあります。短期トレンドは130.50超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、131.20超えで終えない限り、下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは実体も値幅も小さい陽線引けとなり、続落を食い止めています。上値余地を探る動きに繋げていますが、トレンドがまだ弱く、反発余地が限られる展開が予想されます。買いは様子見です。売りは1.1180-90で戻り売り。損切りは1.1230で撤退です。上値抵抗は1.1180-90，1.1210-20，1.1280-90に、下値抵抗は1.1100-10，1.1060-70にあります。短期トレンドは1.1350-60の抵抗をクリアすれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1400超えで引けるまでは下値リスクを残します。
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