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FX「トルコ 予想外の追加利下げの可能性もゼロではない」注目の高金利通貨 トルコリラ/円 1月19日号

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トルコリラ/円(4時間足)

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※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・UAEトルコ投資意欲
・米CPI後のドル売り
・英大手銀リラ見通し引き下げ
・エルドアン大統領が高金利を否定

足元のトルコリラ/円は一進一退の動き

昨年12月に見られた乱高下の展開は収束しつつありますが、それでもまだ不安定な動きが続いています。
12日には、アラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンドがトルコ資産への投資意欲を示した事が伝わると8.728円前後まで急伸しました。
米12月消費者物価指数の発表後にドルが売られた事もリラの支援材料になったようです。
しかし、13日には8.3円台に押し戻されるなど、リラ買いは長続きしませんでした。
17日には英大手銀行がリラの対ドル相場の見通しを引き下げた事などから8.292円前後まで下落。
その後も8.5円台を回復したかと思えば18日には8.3円台へ反落するなど一進一退の動きとなっています。
なお、エルドアン大統領は18日、「高い金利がインフレの原因だ」とする持論を改めて強調しました。

注目ポイントはトルコ中銀

トルコ中銀は20日に政策金利を発表します。
市場予想は14.00%に据え置くとの見方が大勢です。
昨年12月会合で利下げを断行した際にカブジュオール総裁が利下げの休止を示唆した事などが据え置き予想の背景と見られます。
ただ、物価上昇率が36%台に高進する中で政策金利を14%に据え置いても、インフレを加味した実質的な政策金利は-22%にとどまるため、リラを押し上げるには力不足でしょう。
一方、18日のエルドアン大統領の発言を踏まえると、予想外の追加利下げの可能性もゼロとは言えません。
もし、今回も利下げを断行するようならリラの急落は避けられないでしょう。
また、米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が25-26日の会合で3月の利上げ開始を示唆すると見られています。
ドル高が進む可能性もある中で、ドル/トルコリラ相場の動きにも注目です。

来週までのトルコリラ/円の見通し

予想レンジ
8.000~8.750円
基調
不安定

来週までの注目ポイント

☆1/20 トルコ中銀政策金利
・ドルの動向

「為替チャート|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら

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