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FX「為替・株ともに順調推移」南アランド見通し

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総括

FX「為替・株ともに順調推移」南アランド見通し

「通貨首位、株価5位」

「予想レンジ 南アランド円 7.2-7.7」

(ポイント) 
*2022年のランドは年初来2.91%で最強通貨
*全株指数は2021年は24.07%高、今年も1.97%高
*オミクロン株感染はピークを過ぎたとされている
*今週は消費者物価に注目
*懸念は電力不足、与党の支持率低下、ズマ前大統領の汚職裁判に反発が起きていること、   土地収用問題など
*経常・貿易黒字は維持している
*インフレは中銀の目標内に収まっているが追加利上げ観測はある
*計画停電は実施されている
*成長率見通しは21年が5.2%、22年が1.7%と弱い
*中国景気指標に左右される南ア経済

(年初来最強通貨。株価も好調)
年初来、通貨は12通貨中最強で対円で2.91%高、南ア株価指数は2022年の世界で株価プラス圏は少ない中で1.97%高で南アはまずまずのスタートを切っている。

(オミクロン株感染はピークを過ぎた)
問題のオミクロン株感染については、感染者数がピークを過ぎたとして抑制策を緩和している。夜間外出禁止令撤廃、屋内では最大1,000人までの集会を許可、午後11時以降の営業ライセンスを持つレストランやバーの営業許可、酒類提供時間の制限を撤廃等だ。各国の水際対策の強化で観光業界への被害は大きかったものの、全体的に見たオミクロン型変異株によるビジネス環境や経済への影響は、比較的軽微だった。欧米諸国は南アからの渡航制限の解除を発表している。

(今週は消費者物価に注目) 
さて今週は12月消費者物価の発表がある。予想は5.7%で11月の5.5%を上回るが米国より低く、中銀目標の3-6%のレンジ内だ。それでも中銀は11月政策金利を3年振りに0.25%引き上げ3.75%とした。中銀のタカ派姿勢は海外からの信頼を得ている。今年は米国債を売って新興国市場へシフトする流れもあり、南アがその一つとなっている。貿易経常収支も黒字だ。

(懸念は)
懸念は電力不足、与党の支持率低下、ズマ前大統領の汚職裁判に反発が起きていること、土地収用問題などがあり経済停滞を招く要因だ。(中銀の2022年予想)GDPは2022年に1.7%、2023年に1.8%成長する。2024年のGDP成長率は2.0%と予想。インフレは、2021年には4.5%、2022年には4.3%、2023年には4.6%の予想。2024年のヘッドラインCPIは4.5%になると予想されます。コアインフレの予測は2021年には3.0%、2022年には3.7%、2023年には4.4%、2024年には4.5%に達すると予想されている。

(南ア株価推移)
全株指数は2021年は24.07%高。今年も堅調スタート。

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テクニカル分析(ランド/円)

ボリバン2σ上限から小反落

日足、ボリバン中位から反発し2σ上限へ。その後反落。1月3日-14日の上昇ラインがサポート。1月13日-14日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。雲中。
週足、ボリバン中位まで回復。1月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。10月18日週-1月10日週の下降ラインが上値抵抗。雲中。
月足、10月の長い上ヒゲから弱いがボリバン中位で反発。21年11月-12月の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。11月-12月の上昇ラインがサポート。21年6月-10月の下降ラインが上値抵抗。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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喜望峰

在留資格保持者、南アなど11カ国からの再入国認める

 松野房長官は、これまで原則拒否としてきた南アフリカなど11カ国からの在留資格保持者の再入国について、「人道的な配慮が必要なため、認めることにした」と述べた。岸田首相は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染急拡大に伴う水際対策について2月末まで維持すると表明した。松野官房長官は、人道や国益の観点から必要な対応は行うと述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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