2022年1月14日
【ドル/円】：ドルの下落リスクが点灯中。
ドル/円は続落。114.20-30の日足、週足の下値抵抗を若干下抜けて終えており、短期トレンドが変化し始めています。週足の抵抗である114.20-30を下抜けて終えた場合は、来週以降、113円台の足もとを固め直す動きが強まり易くなります。中期トレンドが強い状態を維持しているのでドル急落にもまだ繋がり難いと見ますが、113円割れで終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して111～112円台抵抗をトライする動きが強まり易くなります。短期トレンドは116.20超えで終えない限り、“ドル強気”に変化しません。 損切りは付いていませんが、ドル買いは様子見か114.00-10で軽く買って、113.80で浅めに撤退です。浅い利食いも着実に。売りは114.70-80で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を115.00-10まで見て置く必要があります。損切りは115.20で撤退です。 日足の上値抵抗は114.70-80，115.20-30に、下値抵抗は114.00-10，113.50-60，113.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。
ユーロ/円は小陰線で終えています。トレンドの変化は認められませんが、131.40-50の抵抗にもぶつかっており、小幅続落の可能性があります。買いは1日様子見か130.30-40の押し目を軽く買い狙い。損切りは129.80で撤退です。トレンドの変化が認められないので、売りは様子見か131.30-40で軽く戻り売り。損切りは131.80で一旦撤退です。上値抵抗は131.30-40，131.70-80，132.10-20に、下値抵抗は130.30-40，130.00-10，129.50-60にあります。短期トレンドは129.50割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：ユーロの押し目買い方針で。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陽線引けとなり小幅続伸しています。上昇余力の強いものではありませんが、直近の陽線が昨年6月に付けた1.2254を戻り高値として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、短期トレンドに変化が生じています。買いは1.1420-30で軽く買って1.1380で浅めに一旦撤退するか、1.1360-70の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1330で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1470-80，1.1530-40，1.1580-90に、下値抵抗は1.1430-40に軽い抵抗が、1.1400-10，1.1360-70にやや強い抵抗が出来ています。短期トレンドは1.1250割れで終えない限り変化しません。
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