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ドル/円:“ドル強気”の流れを維持。押し目買い方針変わらず。114円割れで下値リスクが点灯。

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ドル/円:“ドル強気”の流れを維持。押し目買い方針変わらず。114円割れで下値リスクが点灯。

日足は3手連続小陰線で終え上値を切り下げているが、個々の足が強い下げエネルギーを持ったものではないことや、短期トレンドが強い状態を保っていることから、下値余地が限られ易く、週初の押しは一旦買い場となる可能性が高い。一方上値も、先週の値動きの中で、116.10-20にやや強い上値抵抗が出来ており、116.20超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態にある。短期トレンドは114円割れで“ニュートラル”な状態に戻すが、この場合でも113円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しない。日足の上値抵抗は116.10-20,116.50-60,117.20-30,117.70-80に、下値抵抗は115.30-40,115.00-10,114.50-60、114.20-30にある。21日、120日、200日移動平均線は114.59,112.28,111.21に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れを維持している。 一方週足を見ると、5週連続陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを変えていないが、直近の陽線の上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形となったことから、上値を追い切れずに小反落に転ずる可能性に注意する必要がある。短期トレンドが強い状態を保っていることから、深い押しにも繋がり難いと見るが、114円割れを見た場合は下値リスクが点灯、113円割れで終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。逆に、116.50超えで越週した場合は“強気”の流れに戻して117円超えトライへ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は116.40-50,117.10-20,118.10-20に、下値抵抗は115.00-10,114.50-60,114.00-10にある。31週、62週移動平均線は111.82と109.15に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは115.30-40で押し目買い。下値余地を114.90-00近辺まで見ておく必要がある。損切りは114.80で一旦撤退。損切りが付いた場合は114.50-60で再度押し目買い。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す113.90に置く必要がある。ドル売りは様子見か116.10-20で軽く売って116.50で浅めに撤退としたい。 上値は、115.80-90に軽い抵抗が、116.10-20にやや強い抵抗があるが、実体ベースで上抜けて終えた場合は、116.40-50,116.80-90,117.10-20,117.40-50,117.70-80にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、115.40-50に軽い抵抗が、115.30-40,115.00-10,114.60-70,114.20-30に強い抵抗が控えており、全てを切り崩すほどの下げにはまだ繋がらないと見るが、114.00割れを見た場合は短期トレンドが“ニュートラル”な状態に変化して、下値リスクが点灯、さらに、113.50-60,113.20-30の抵抗を切り崩して113円を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”に変化して111~112円台の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2021/05/06~2022/01/07(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/11/23~2022/01/07(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロ強気”。129.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げているが、131.50-60にやや強い抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意する必要がある。下値を切り上げる流れに変化が認められないので押し目買い方針継続とするが、130円台を維持出来ずに終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに129.50割れで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して128円台の足元を固め直す動きへ。128円割れで終えるか値動きの中で127.50割れを見た場合は、“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。逆に対ドルで1.14台を回復した場合や132.50超えで終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は131.50-60,131.90-00,132.30-40に、下値抵抗は130.90-00,130.30-40,129.90-00,129.50-60にある。21日、120日線は129.59と129.85に位置しており、短期トレンドをサポートしている。また、200日線は130.56にあり、短期的なサポートとして働いているが、130円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなるので注意したい。 一方週足は、3手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げている。直近の陽線も実体が小さいものだが、下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となっており、この反動で今週も上値余地を探る動きが継続すると見られる。但し、日足が130円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクがやや高くなる。また、週足の下値抵抗が128.80-90にあるが、これを割り込んで越週した場合は、日足、週足ともに形状が悪化して下値余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は131.90-00,132.60-70に、下値抵抗は129.90-00,128.80-90,127.00-10にある。31週、62週移動平均線は130.11と129.22に位置しており、短期トレンドをサポート中だが129円割れで越週した場合は、一段の下落リスクに要注意。 今週の戦略は、ユーロ買いは130.50-60の押し目待ち。損切りは129.80で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か132.20-30まで引きつけて。損切りは132.60で浅めに撤退としたい。 上値は、131.50-60,131.90-00,132.30-40に強い抵抗があるが、132.50超えで終えれば一段の上昇へ。下値は、130.90-00に軽い抵抗が、130.50-60,130.30-40,129.90-00,129.50-60に強い抵抗があるが、129.50割れで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、128円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。128.50-60,128.00±10銭、127.50-60に一段と強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は“ユーロ弱気”変化して、下値余地がさらに拡がり易くなる。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/06/22~2022/01/07(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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