2021年12月23日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗も注意。
ドル/円は直近の日足が値幅の小さい足となり、方向性に欠けるものですが、クロス/円での円売りがやや強まっていることから、ドル/円の下値余地も限られる展開となりそうです。一方で短期トレンドの変化が認められないのでドル買いも慎重に。 115.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル上昇へ。逆に113.50-60の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、113円割れで終えた場合や112.50割れを見た場合は112.00近辺にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。 ドル買いは113.50-60の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で113.20，深い場合は112.90で撤退です。ドル売りは114.30-40で戻り売り。損切りは114.70で撤退です。 日足の上値抵抗は114.40-50，114.60-70，115.00-10に、下値抵抗は113.50-60，113.00-10，112.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。
ユーロ/円は3手連続陽線引けとなり下値を急角度で切り上げています。短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻していますが、130円台にしっかり乗せて越週するまでは下値リスクを残します。買いは128.60-70で軽く買って、128.30で浅めに撤退するか、128.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは再び下値リスクが高くなる127.40で撤退です。売りは129.30-40で戻り売り。損切りは129.70で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は129.40-50，129.80-90，130.10-20に、下値抵抗は128.60-70，128.00-10，127.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小幅続伸。1.1260-70の抵抗に跳ね返されたことや、11/9に付けた1.1608を直近高値とする短期的なレジスタンスラインからは若干上抜けていますが、短期トレンドは弱いままです。買いも慎重に。買いは様子見か1.1270-80の押し目を軽く拾って1.1230で撤退です。売りは1.1320-30で軽く売って1.1370で撤退です。上値抵抗は1.1320-30，1.1350-60，1.1380-90に、下値抵抗は1.1260-70，1.1230-40，1.1190-00にあります。1.14台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが1.1550超えで終えるまでは下値リスクを残します。
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