2021年12月15日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ動く可能性にも注意。
ドル/円は小陽線で終えています。単体では値幅も小さく上昇余力の強いものではありませんが114.00超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなります。この場合でも114.50-60に週足の抵抗が、115.00-10に日足の抵抗があり、115.10超えで終えるか、114.50-60の抵抗を上抜けて越週しない限り、下値リスクを残します。逆に113円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、112.40割れで越週するか、112円割れで終えた場合は下値余地がさらに50銭から1円程度拡がり易くなります。 今日はFOMCの結果が日本時間16日、午前4時に発表されることから、昨日に続き、様子見となりそうです。 ドル買いは113.00-10で軽く買って112.70で浅めに撤退です。売りは1日様子見です。 日足の上値抵抗は113.70-80，114.60-70，115.00-10に、下値抵抗は113.00-10，112.50-60，112.00-10にあります。
【ユーロ/円】：トレンドは弱気。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は上ヒゲがやや長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗した形ですが、日足の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。但し、127.50割れで終えた場合は下値リスクが高くなります。買いは1日様子見か127.90-00で軽く試し買い程度に。損切りは127.40で撤退です。売りは128.70-80の戻り待ちとします。損切りは129.20で一旦撤退です。上値抵抗は128.40-50に軽い抵抗が、128.90-00，129.30-40に強い抵抗があります。短期トレンドは129.50超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、130.50超えで越週するまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。上ヒゲがやや長く上値トライにも失敗しており、トレンドの弱さに変わりありません。トレンドが弱いので買いは1日様子見です。売りは1.1310-20で戻り売り。損切りは1.1350で撤退です。上値抵抗は1.1310-20，1.1350-60，1.1370-80に、下値抵抗は1.1220-30、1.1190-00にあります。短期トレンドは1.14台を回復して引けない限り変化しません。
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