ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・ドイツを始めとした欧州各国で新型コロナウイルス第4波の感染が爆発中。
・11月16日の英雇用統計、翌17日の消費者物価指数(CPI)は良好な結果となり利上げ期待再燃。
・対米ドルでは、米国のテーパリング加速警戒からドルが買われやすい。
・ベイリーBOE(イングランド中銀)総裁、オミクロン株の出現について
「経済への影響はパンデミック時と比べると弱まっているものの、影響は依然として続いている。」
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念
今日のメインシナリオ
株価反発で対円では底堅いが…
新型コロナ「オミクロン株」への警戒感が後退するなか、米国株を中心に株価反発している。そのため、対円では底堅い動きをしている。対ドルではBOEとFRBの政策見通しの差からポンドは売られやすい。ただし、14日に英雇用統計、15日に消費者物価指数の発表を控えるほか、今週は英米両中銀の政策決定会合を控えているためポンドの値動きも徐々に様子見ムードが強まりそう。個別の想定シナリオ
■オミクロン株への過度の警戒感も一服
⇒売られ過ぎた株価に調整(株価上昇)
⇒円は売られやすい
⇒ポンド円は底堅い
■英米の政策見通しの差
⇒米はタカ派、英はどちらかというとハト派
⇒ポンドは対米ドルでは売られやすい
⇒ポンド円の上値は限られる
チャート分析
注目材料
株価動向
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/ドルともに大雨。ポンド/円では売りサインが点灯したものも。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
15日発表予定の英消費者物価指数の発表は前年比+4.8%予想と3ヶ月連続でインフレが加速している可能性を示している。この水準のインフレ上昇率は2011年以来で、当時の英国の政策金利は0.50%でした。
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