2021年12月9日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は小幅続伸となりました。上昇エネルギーの強いものではなく、短期トレンドは弱いままですが、いくつかのクロス/円が反転し始めており、ドル/円の下値を支える可能性が高い状態です。但し、113円を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。 短期トレンドは115.10超えで終えるか114.50超えで越週するまでは下値リスクにより警戒が必要です。 下値リスクがより高いのでドル買いは113.00-10の押し目待ちとします。損切りは112.60で撤退です。売りは114.20-30で戻り売り。損切りは114.60で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は113.80-90，114.20-30，114.60-70に、下値抵抗は113.30-40，113.00-10，112.50-60，112.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。128.00-10の足元を固めた感があり、また、日足の形状も改善していますが、週足が上値を切り下げる流れから上抜けておらず、“ダマシ”となる可能性があります。買いは1日様子見です。売りは損切りが付いたので1日様子見か、129.30-40まで引き付けて。損切りは129.70で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、130.20超えで越週するまでは下値リスクにも警戒が必要です。上値抵抗は129.00-10，129.30-40，129.70-80に、下値抵抗は128.70-80に軽い抵抗が、128.40-50，128.10-20にやや強い抵抗が出来ています。128円割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは寄付き安値の陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。日足の形状が改善して来ましたが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。買いは様子見か1.1270-80まで引きつけて。損切りは1.1250で浅めに撤退です。売りは1.1350-60で戻り売り。上値余地を1.1380近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1420で撤退です。上値抵抗は1.1350-60，1.1370-80，1.1410-20に、下値抵抗は、1.1300-10，1.1270-80にあります。短期トレンドは1.14台を回復して引ければ一旦底打ちした可能性が高くなります。
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