2021年11月22日
【ドル/円】:ドル強気を維持。上値抵抗にも注意。
ドル円は直近の日足が、実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。下値トライに失敗した形となり、トレンドの変化も認められませんが終値ベースで114.00-10の抵抗を僅かに下抜けた位置で終えており、日足の形状が若干悪化しています。 今日の日足の下値抵抗が113.50-60にありますが、下抜けて終えた場合は形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。113円台を維持できずに終えるか、112.50割れを見た場合は、調整局面入りとなり、111~112円台の足もとを固め直す動きへ。逆に、114.20超えで終えれば上値トライの流れを維持して114.40-50超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。115.50-60の抵抗をクリアした場合は一段のドル上昇へ。 ドル買いは113.50-60で押し目買い。損切りは113.20で浅めに撤退です。売りは114.40-50で戻り売り。損切りは115.00で撤退です。 日足の上値抵抗は114.40-50,114.80-90,115.30-40に、下値抵抗は113.50-60,113.00-10,112.50-60にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は大陰線で終えており、下値リスクの高いものです。実体ベースでは128.50-60の抵抗を守っており、また、128.00-10に日足、週足の横サポートがありますが、下値リスクが高い状態にあるので、買いは様子見です。今日の売りは129.00-10で戻り売り。損切りは129.50で一旦撤退です。上値抵抗は129.10-20,129.70-80に、下値抵抗は128.00-10,127.50-60にあります。短期トレンドは130円台に実体を戻して引けるまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、128円を割り込んで終えるか、127.50割れを見た場合は125円方向への一段の下落リスクに要注意。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針変わらず。
ユーロ/ドルは反落。オーストリアのロックダウンを受けてユーロ売りが強まりました。トレンドが弱い状態にあるため、買いは様子見です。売りは1.1310-20で戻り売り。上値余地を1.1340近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1360で撤退です。上値抵抗は1.1310-20に軽い抵抗が、1.1350-60,1.1410-20にやや強い抵抗があります。下値抵抗は1.1250-60に軽い抵抗が、1.1180-1.1200ゾーンに強い抵抗があります。短期トレンドは1.1450超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.1620超えで終えない限り、下値リスクを残します。
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