2021年11月17日
【ドル/円】：一段のドル上昇へ。
ドル/円は高値圏で引ける陽線引けとなりました。この足が114.70超えで終えており、新たな上昇トレンド形成の流れに入った可能性が高くなっています。浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。 115.00超えで越週するか115.50-60の抵抗をクリアした場合は一段のドル上昇へ。逆に可能性が低いと見ますが114円割れで終えた場合は、上抜けが“ダマシ”となった可能性が生じて下値リスクがやや高くなります。この場合でも113円割れで終えない限り、短期トレンドは変化しません。 ドル買いは114.50-60で押し目買い。下値余地を114.30近辺まで見て置く必要があります。損切りは113.90で撤退です。ドル売りは様子見が基本ですが、115.50に浅い損切りを置くなら115.20-30まで引きつけて軽く売り向かい。 日足の上値抵抗は115.00-10，115.50-60，116.20-30に、下値抵抗は114.40-50，114.10-20，113.70-80にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反発。単体では上昇エネルギーに乏しいもので、上値を切り下げる流れにも変化が認められませんが、週足ベースで見た強い抵抗が129.80～130.00にあり、この範囲内に留まっていることから、売りも慎重に。但し、128.80を割り込んで越週するか、128円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。トレンドが弱いので買いは様子見か、129.80-90で軽く買って129.60で浅めに撤退です。売りは130.30-40で戻り売り。損切りは130.80で撤退です。上値抵抗は130.30-40，130.70-80，131.10-20に、下値抵抗は129.80-90，129.00-10，128.70-80にあります。短期トレンドは132円台を回復して引けない限り変化しません。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは続落。トレンドが弱い状態にあるので買いは引き続き様子見です。売りは1.1350-60で戻り売り。損切りは1.1400で撤退です。上値抵抗は1.1350-60に軽い抵抗が、1.1380-90，1.1420-30にやや強い抵抗があります。下値抵抗は1.1300-10，1.1230-40にやや強い抵抗が、強い抵抗が1.1200±10ポイントにあります。短期トレンドは1.1550超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.1650超えで終えない限り下値リスクを残します。
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