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ドル/円:“ドル強気”を維持。114円台の上値抵抗にも注意。113円30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで調整下げ局面入りへ。

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ドル/円:“ドル強気”を維持。114円台の上値抵抗にも注意。113円30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで調整下げ局面入りへ。

日足は3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。個々の足が強い下げエネルギーを持ったものではないことや、下値抵抗も守っており、週初の下値トライに失敗すれば再び114円台の抵抗をトライする動きが強まろう。一方で、114.60-70の中・長期的な上値抵抗にぶつかった流れにあり、これをクリアして115.00超えで終えるか115.30超えで越週しない限り、上値余地もまだ限られたものとなり易い。現状は113.30-40に日足の下値抵抗があるが、これを下抜けて終えた場合は、9/22に付けた109.12を基点として下値を急角度で切り上げて来た流れに変化が生じて、下値リスクがやや高くなる。さらに112.50割れを見た場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなり、111~112円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態あることから急落地合いにも繋がり難く、110円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。日足の上値抵抗は113.90-00、114.20~114.40、114.60-70にあるが、全てクリアして115.00超えで終えれば一段のドル上昇へ。下値抵抗は113.30-40、113.00-10,112.40-50にある。全て下抜けた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して調整下げ局面入りとなる。21日、120日、200日移動平均線は112.56,110.35,109.16にあり、短・中期トレンドをサポート中だが、112.50割れで終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなる。 一方週足を見ると、実体の小さい陰線引けとなり、上昇一服となった。下げエネルギーの強いものではないが、114.60-70の重要な上値抵抗にぶつかっており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。新たな上昇トレンドに入って5週間が経過したが、下値を切り上げる流れに変化が認められないことや、現状は調整的な下げに留まっており、再び上値トライの流れに乗せる可能性も高いと見られる。但し、前述の通り、112.50割れを見た場合は、調整下げ余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも110円割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。また、109円割れで越週しない限り、“ドル弱気”に変化しない。この相場の基点は9/22からだが、一相場が7~8週間の傾向にあることに鑑みれば、11月第1週が7週目、11月第2週で8週間が経過することから、この辺りからの短期トレンドの変化には十分注意する必要がありそうだ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は114.20-30、114.60-70、115.20-30に、下値抵抗は113.00-10、112.50-60,110.00-10にある。31週、62週移動平均線は110.16と107.63に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは113.30-40で押し目買い。損切りは112.80で一旦撤退。損切りが付かない場合でも113.30以下で終えた場合は、ドル買いは一旦撤退して様子見へ。112.50割れを見た場合はドルの戻り売り方針に転換。この場合でも中期トレンドが強いので売りは利食いを小まめに入れる方針で。ドル売りは114.20~114.40ゾーンの戻り待ち。損切りは114.80で一旦撤退としたい。 上値は、113.70-80に軽い抵抗が、114.20~114.40、114.60-70に強い抵抗があるが、全てクリアして115.00超えで終えれば上値余地がさらに拡がり易くなる。115.50-60の抵抗をクリアするか、115.30超えで越週した場合は116~117円方向への一段のドル上昇へ。下値は113.30-40、113.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けるか、113.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して、調整下げ局面入りの可能性が高くなる。この場合は111~112円台の下値抵抗の厚さを確認する動きが強まり易くなる。下値抵抗は112.20-30、111.90-00,111.50-60、111.00±10銭。調整下げに留まるならこれを大きく割り込まない可能性が高い。

ドル/円【日足】期間:2021/02/18~2021/10/22(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/09/07~2021/10/22(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値トライに失敗。短期トレンドは“ユーロ強気”を維持。132円割れで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が点灯。131円割れで短期トレンドに変化。

日足は2手連続陰線引けとなり上値を切り下げているが、10/6に付けた128.33を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、調整的な押しの範囲内に留まっている。週初の突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。但し、日足が132円台を維持出来ずに終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、131円割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して130円台の足元の強さを再確認する動きが強まり易くなる。この場合でも128.50割れで終えるか128円割れを見ない限り“ユーロ弱気”に変化しない。日足の上値抵抗は132.70-80,133.20-30、133.50-60、134.10-20に、下値抵抗は132.00-10、131.40-50、131.00-10にある。131円割れを見た場合は短期トレンドが変化する。逆に、134.20超えで終えれば一段の上昇へ。21日、120日、200日移動平均線は130.67、130.85、130.08に位置しており、短・中期トレンドをサポートしている。 一方直近の週足を見ると、上ヒゲがやや長く実体の小さい陰線引けとなり、上昇一服となった。上値トライに失敗した反動で週初から下値トライの動きが強まる展開が予想されるが、前週の大陽線が短期トレンドに変化を生じさせており、トレンドが変化してまだ日が浅いことから、深い押しにも繋がり難く、調整的な押しに留まる可能性も高いと見られる。前週の急騰の反動で調整的な押しがもう一段入ってもおかしくないが、131円割れで越週しない限り、押しは再び買い場となろう。可能性が低いと見るが、129円を割り込んで越週した場合は下値リスクが点灯、128.50割れで越週した場合は“ユーロ弱気”に変化して一段の下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は132.60-70、133.20-30、134.10-20に、下値抵抗は132.00-10、130.80-90、130.00-10にある。31週、62週移動平均線は130.80と128.26に位置しており。中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ユーロ買いは131.90-00の押し目を軽く拾って131.50で浅めに一旦撤退するか、131.30-40の押し目待ち。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す130.80で撤退。ユーロ売りは133.20-30の戻り待ち。損切りは133.70で撤退。 上値は、132.20-30に軽い抵抗が、132.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、これを上抜けて終えた場合は、132.90-00、133.20-30、133.50-60、134.10-20にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。134.20超えで終えることが出来れば強気の流れに戻して135~136円方向への一段の上昇へ。下値は、132.00-10、131.80-90にやや強い抵抗があるが、これを下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに、131.50-60、131.30-40、131.00-10の抵抗を全て下抜けた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して130.00前後にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなる。ここまでの押しは調整的な下げの範囲内だが、129円割れで越週するか128.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して、一段の下落リスクに注意が必要となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/04/06~2021/10/22(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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