2021年10月8日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。押し目買い方針継続。
ドル/円は小陽線で終え。上値トライの可能性に繋げています。111.90-00にやや強い抵抗がありますが、実体ベースで上抜けて終えれば来週以降も上値トライの動きが継続します。逆に110.80以下で終えた場合は110円台の足もとを固め直す動きが強まり易くなります。短期トレンドが強い状態を保っており、押し目買い方針継続です。短期トレンドは110円台を割り込んで終えない限り変化しません。 今日は米雇用統計の発表（日本時間21：30）を控えており、日中は様子見となりそうです。市場予想は失業率：5.1％、非農業部門就業者数：+450～500千人です。 買いは111.30-40で押し目買い。損切りは110.80で撤退です。売りは1日様子見か111.90-00で軽く売り向かい。損切りは112.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は111.90-00，112.50-60に、下値抵抗は111.20-30，110.90-00，110.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が若干拡がる可能性。
ユーロ/円は小反発。128円台の強い下値抵抗を守っており上値余地を探る動きが期待できますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、130.30超えで終えるまでは下値リスクへの警戒も必要です。買いは128.50-60の押し目待ちとします。損切りは新たな下落リスクが生ずる127.80で撤退です。売りは129.80-90の戻り待ちとします。損切りは130.30で撤退です。上値抵抗は129.30-40，129.80-90，130.20-30に、下値抵抗は128.50-60，128.00±10銭にあります。130.30超えで終えるか130.50-60の抵抗をクリアすれば一段の上昇へ、逆に128円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる展開続く。下げ渋り。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陰線引けとなりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱い状態にあるので買いは引き続き様子見です。売りは1.1580-90で戻り売り。損切りは1.1630で撤退です。上値抵抗は1.1580-90，1.1610-20に、下値抵抗は1.1480-90，1.1440-50にあります。短期トレンドは1.1650超えで終えれば下値リスクが若干後退しますが、1.18台を回復して終えない限り下値リスクを残します。中・長期的な下値抵抗は1.1410～1.1440ゾーンにあります。
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