2021年9月24日
【ドル/円】：ドルの上値余地を探る動き。110.50超えで終えれば一段の上昇へ。
ドル/円は小陽線で終え、この足が110.20-30の日足の抵抗を若干上抜けた位置で終えていますが、値幅が小さく“ダマシ”となる可能性があります。一方で109.00-10の抵抗を守り切って反発に転じており、これを下抜けて来ないと下値余地もまだ拡がり難い状態です。日足が110.50超えで終えれば一段のドル上昇へ。111.10-20の抵抗をクリアした場合は“ドル強気”の流れに戻して上値余地がさらに50～80銭程度拡がり易くなります。逆に、109.80以下で終えた場合は下値リスクを残した形となり、来週以降109円台の下値抵抗の強さを再度確認する動きが強まり易くなります。 ドル買いは110.00-10で軽く買って109.70で浅めに撤退するか1日様子見です。ドル売りも様子見か110.30台を軽く売って110.60で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は110.60-70，111.10-20に、下値抵抗は110.00-10，109.40-50，109.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は高値引けの陽線が出ており、単体では上昇エネルギーの強いものですが、トレンドの変化は認められません。一方で128.00±10銭の重要ポイントを守って反発に転じており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは1日様子見か128.70-80の押し目待ちとします。損切りは128.20で撤退です。寄り付き安値の陽線は、翌日に小幅続伸の可能性が高いので、売りは1日様子見か129.90-00まで引きつけて。損切りは130.60で撤退です。130.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は129.90-00，130.20-30，130.50-60に、下値抵抗は128.70-80，128.40-50，128.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。戻り売りの流れは変わらず。
ユーロ/ドルは寄付き安値の陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。1.1700-10の日足の抵抗を守った感がありますが、短期トレンドがまだ弱く、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か1.1700-10で軽く押し目買い。損切りは1.1670で撤退です。売りは1.1780-90で戻り売り。損切りは1.1830で撤退です。上値抵抗は1.1780-90，1.1810-20，1.1860-70に、下値抵抗は1.1700-10，1.1660-70にあります。1.1860超えで終えれば下値リスクが若干後退しますが、1.1910-20の抵抗を上抜けて終えない限り下値リスクを残します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
