2021年9月21日
【ドル/円】:続落の可能性に注意。戻り売り方針継続。
ドル/円は続伸に繋げられずに陰線引けとなりました。上値を切り下げる流れに変化なく、また、8/4に付けた108.72を基点とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で推移しており、ドルの下落余地がさらに拡がる可能性に注意が必要です。但し、中期トレンドが強気の状態を保っており、108円台を大きく割り込むほどの下げにもまだ繋がり難いと見られます。 ドル買いは様子見か108.70-80の押し目待ちとします。損切りは108.30で撤退です。ドル売りは109.60-70で軽く売って110.00で一旦撤退するか、109.90-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは110.40で撤退です。 日足の上値抵抗は、110.00-10,110.20-30,110.80-90に、下値抵抗は109.00-10,108.70-80,108.40-50にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる展開。
ユーロ/円は陰線引けとなり、この足が128.50割れを見て短期トレンドに変化が生じています。128.00±10銭に一段と強い抵抗がありますが、割り込んで終えるか、127.50割れを見た場合は中期トレンドが変化して125円方向への一段の下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは128.90-00で戻り売り。損切りは129.30で浅めに一旦撤退です。130.50超えに実体を戻さない限り、下値リスクがより高い状態です。上値抵抗は128.70-80,128.90-00,129.50-60に、下値抵抗は128.00±10銭、127.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陰線引けとなり、小幅続落となりました。1.1700-10の下値抵抗に跳ね返されており、これを守って小反発の可能性がありますが、上値を切り下げる流れに変わりなく、1.17台後半の抵抗をクリアするには力不足と見ます。また1.1650を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か1.1660-70の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは1.1640で浅めに撤退です。売りは1.1780-90で戻り売り。損切りは1.1810で撤退です。上値抵抗は1.1770-80,1.1800-10に、下値抵抗は1.1700-10,1.1660-70にあります。
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