2021年9月17日
【ドル/円】：上値余地が限られる可能性。戻り売り方針継続。
ドル/円は小陽線で切り返して続落を食い止めていますが、上昇余力の強いものではなく、日足の形状も弱いままです。上値余地が限られ易く、反落の可能性により警戒が必要です。110.50超えで終えない限り、下値リスクは軽減されません。また、109円割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。 ドル買いは108.70-80の押し目待ちとします。損切りは108.30で撤退です。売りは109.80-90の戻りを売って110.30に損切りを置くか110.10-20の戻り待ちとします。この場合の損切りは110.50で撤退です。 日足の上値抵抗は110.20-30，110.50-60に、下値抵抗は109.40-50，109.00-10，108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：反発余地を探る動き。上値抵抗も抜けられない可能性。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い“タクリ足”の陰線引けとなりました。下値トライに失敗した形ですが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、日足の形状が改善していません。買いは1日様子見か128.60-70で軽く押し目買い。損切りは128.30で浅めに撤退です。売りは129.90-00の戻り待ちとします。損切りは130.30で撤退です。上値抵抗は129.90-00，130.20-30に、下値抵抗は128.60-70，128.00-10にあります。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。128.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128円割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは高値圏から陰線が出ており、単体では下値リスクがやや高いものです。下値余地が若干拡がる可能性がありますが、1.1740-50，1.1700-10に強い抵抗が控えており、これらを攻めきれない可能性も高いと見ます。但し、1.1700を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。買いは1.1750台で軽く試し買い狙い程度に。損切りは1.1730で浅めに撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する1.1690で撤退です。売りは様子見か1.1810-20で軽く戻り売り。損切りは1.1840で浅めに撤退です。1.1860-70の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば日足の形状が改善して下値リスクがやや後退します。上値抵抗は1.1800-10，1.1830-40，1.1860-70に、下値抵抗は1.1740-50，1.1700-10にあります。
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