2021年9月7日
【ドル/円】：上下の抵抗に挟まれた状態。一方向へ抜け出す可能性にも注意。
ドル/円は値幅の極端に小さい陽線で続落を食い止めています。下値抵抗を守って終えていますが、値動きの収縮が認められることから、一方向へ動き出す可能性にも注意が必要です。 109.70-80の抵抗を守り切れずに終えるか109.50割れを見た場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。逆に110.50-60に日足の上値抵抗がありますが、実体ベースで上抜けて終えた場合は、下値リスクがやや後退、111.10-20の抵抗をクリアした場合は短期トレンドが変化して一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは1日様子見か109.70-80で軽く買って109.40で撤退。ドル売りは110.20-30で戻り売り。損切りは110.70で撤退です。 日足の上値抵抗は110.20-30，110.50-60に、下値抵抗は109.70-80，109.00-10，108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい足で終えています。130.30超えを維持しており、上値余地を探る動きに繋げていますが、131.00-10に日足の上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。また、130円台を維持できずに終えた場合は下値リスクがやや高くなります。買いは1日様子見です。売りも様子見か131.00-10で軽く売って131.30で浅めに撤退です。上値抵抗は130.70-80，131.00-10に、下値抵抗は130.00-10，129.60-70，129.00-10にあります。短期トレンドは128円割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陰線引けとなりましたが、下値を切り上げる流れを維持しています。1.1910-20の抵抗をクリアしきれていませんが、短期トレンドが変化して日足、週足ともに形状が安定しており、再度1.1900超えトライの動きが期待できます。買いは1.1850-60で押し目買い。下値余地を1.1820近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1800で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1910-20，1.1960-70に、下値抵抗は1.1850-60，1.1810-20，1.1740-50にあります。1.1800を維持できずに終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、1.1700割れで終えない限り、短期トレンドは変化しません。
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