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内外材料悪化で為替・株とも大幅下落中

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総括

内外材料悪化で為替・株とも大幅下落中

通貨7位、株価8位
予想レンジ 南アランド円 6.9-7.4

(ポイント) 
*ズマ前大統領逮捕への暴動の後遺症がまだ残っている地域あり
*リスク回避の流れで資源価格が下落しランドを弱くしている
 (中国景気減速と規制強化、テーパリング、デルタ株感染拡大、トヨタショック、タリ バンショック、一部で物価下落など) 
*新財務相の手腕は?
*7月の企業景況感指数が悪化、7月マークイトとアブサのPMIが大きく悪化
*暴動の影響で成長率が低下
*株価も先週は大きく下落
*コロナ警戒レベルを3に引き下げ
*政策金利は3.5%で据え置き
*対円8.15-20の売りも下落を誘った
*貿易・経常収支の黒字が南アランドを支える
*弱点は雇用と停電
*経済対策財源は公務員給与の昇給凍結、これを新財務相が受け継ぐかどうか

(世界的リスク回避でランド、株価、資源価格下落 )
 リスク回避の波をまともに受けている南アランドだ。外部要因では中国規制ショック、中国景気減速、世界的なテーパリング、資源価格低下、CPI伸び率低下、デルタ株での感染拡大、トヨタなど世界の自動車産業の生産削減、アフガニスタンショックなどによるリスク回避があった。国内要因ではズマ大統領逮捕に対しての暴動がまだくすぶっている地域があること、製造業PMIなどの経済指標の悪化、南アのCPIを予想を下回ったことなどがあった。新財務相の手腕も未知数だ。悪材料が満載となってきた。今週は先行指数、失業率、卸売物価(PPI)金など鉱産物生産などの指標がある。底堅かった南ア株価指数も先週は4.86%下落し世界で最弱であった。

(7月インフレ低下)
 7月の消費者物価指数(CPI)は4.6%上昇と6月の4.9%から鈍化した。中央銀行の目標レンジは3-6%。基調的なインフレ圧力は依然低調。市場が現在想定しているよりも長期にわたって政策金利が据え置かれると予想されている。5月の5.2%からは2か月連続低下。
 2020年7月に3.75%から3.5%へ引き下げられ以来据え置かれている。

(6月小売売上)
 6月小売売上は前年比で10.4%の増加。4月は95.7%、5月は16.3%の増加で、前年のコロナ禍で大きく落ち込んでいた時からの増加なので大きな数字が続いた。予想の9.6%を上回ったが、7月は暴動、略奪が起きたので悪化するだろう。

(先週の株価大幅下落)
南ア株価指数(全株指数)は先週4.86%下落した。暴動・略奪の時は底堅かったが、資源価格の急落では支え切れず下落となったのは、深刻だ。これまでは通貨が下落しても株価は上昇していたが、今回は通貨・株価ともに下落した。

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(エスコム輪番停電)
 輪番停電が常態化している。また暴動・略奪が起きたハウテン州では、現在も治安悪化が収まらず、電力設備の修理が出来ない。電力の略奪も行われている。
 この10年間で、南アの電力供給網はズタズタになり、信頼できる電力を供給できずにいる。電力問題の主な原因は、老朽化した国営電力会社エスコムにある。最重要社会基盤の修理のために充てられた国費を、長年にわたって杜撰に管理した末に、エスコムの発電所はフル稼働できないことが当たり前となった。その結果、1日2時間から6時間続く輪番停電(計画停電)が発生している。停電は経済に悲惨な影響を与えている。

テクニカル分析(ランド/円)

続落で3σ下限へ下落

日足、ボリバン中位上抜けず3σ下限へ下落。8月19日-20日の下降ラインが上値抵抗。8月20日の下ヒゲが反発材料となるか。5日線下向き。雲の下。
週足、ボリバン2σ下限へ下落。2週連続陰線。8月9週-16日週の下降ラインが上値抵抗。1月11日週-8月16日週の上昇ラインがサポート。
月足、2か月連続緯線。今月もここまで陰線。雲の下。20年5月-8月の上昇ラインがサポート。21年6月-7月の下降ラインが上値抵抗。
年足、18年-20年の下降ラインを上抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。20年の下ヒゲも効いている。

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喜望峰

暴動後の南アフリカ、医療現場からの報告」国境なき医師団の報告より

(救う命を選ぶ必要に迫られる──暴動後の南ア)
7月上旬、南アのクワズル・ナタール州とハウテン州では、約1週間にわたり暴動が続いた。長年にわたる不平等、深刻な貧困、30%を超える失業率、そして新型コロナウイルス感染症対策として繰り返し実施されたロックダウンによる経済の落ち込みに、多くの国民が失望し不満を抱いている。
 警察や軍の介入により暴動は治まったものの、収束から数週間が経ったいまも、医療施設では患者数が増加し、現地住民、特に非公式居住地に住む弱い立場に置かれた人びとは、食料と医療の確保が難しい状況に置かれている。
 暴動に関連した外傷患者と新型コロナの重症患者が同時に押し寄せたため、医療体制がひっ迫。医師たちは救命治療を行う患者を選ぶという苦渋の決断を余儀なくされた。暴動の数日後には、けがをした大勢の患者が集中治療を受けたため、重体の新型コロナ患者がベッドを使用できない状況にまで陥ったという。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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