2021年8月5日
【ドル/円】:戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ドル/円は陽線で切り返して続落を食い止めています。上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、109.00の日足、週足の抵抗を終値ベースで守っており、このレベルでの売りも慎重に。 日足が110.10超えで終えた場合は下値リスクが若干後退しますが、週足の抵抗が110.50-60にあり、110.60超えで越週するか111.00-10の抵抗をクリアしない限り、短期トレンドは変化しません。一方で、中期トレンドが強い状態を保っており、108円台の下値抵抗を一気に下抜けるにも無理があると見られます。 ドル買いは1日様子見か108.70-80の押し目待ちとします。損切りは108.30で撤退です。ドル売りは109.70-80で戻り売り。損切りは110.20で撤退です。 日足の上値抵抗は109.50-60,109.70-80,110.00-10に、下値抵抗は109.00-10,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。戻り売り方針変わらず。
ユーロ/円は小反発。129.10-20の下値抵抗に跳ね返されており、上値トライの可能性に繋げていますが、トレンドが弱い状態にあるので下値リスクにより警戒が必要です。130.30超えに実体を戻せば下値リスクがやや後退、131.00-10の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも133円超えで越週するまでは下値リスクを残します。買いは様子見か128.70に損切りを置くなら129.20-30の押し目を軽く試し買い程度に。売りは1日様子見か130.00-10で戻り売り。損切りは130.60で一旦撤退です。上値抵抗は129.70-80、130.00-10,130.40-50に、下値抵抗は129.00-10,128.70-80,128.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ユーロ/ドルは安値圏で引ける陰線引けとなりました。上ヒゲがやや長く上値トライにも失敗しており、小幅続落の可能性があります。1.1760~1.1810ゾーンにやや強い下値抵抗がありますが、1.1750を割り込んで終えた場合は一段の下落リスクに要注意。買いは1日様子見か1.1800-10まで引きつけて。損切りは1.1740で撤退です。売りは1.1890-00の戻り待ちとします。損切りは1.1930で浅めに撤退です。1.20台を回復して引けない限り、短期トレンドは変化しません。上値抵抗は1.1890-00,1.1940-50に、下値抵抗は1.1800±10ポイント、1.1760-70,1.1700-10にあります。
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