2021年7月30日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。
ドル/円は陰線引けとなり、上値を切り下げています。下げエネルギーの強いものではありませんが、109.50-60の日足の抵抗を守り切れずに終えており、下値余地が若干拡がり易くなっています。109.00以下で終えた場合は来週以降も続落の可能性が高くなります。短期トレンドは111.20超えで越週しない限り、変化しません。 ドル買いは109.30-40で軽く買って108.90で撤退です。ドル売りは1日様子見か109.90-00の戻りを軽く売って110.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は、110.00-10,110.50-60,111.10-20に、下値抵抗109.30-40,109.00-10,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ユーロ/円は十文字の寄せ線で終えています。トレンドの変化は認められませんが、129円台の下値抵抗を守って下値を切り上げており、129円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1日様子見か129.10-20の押し目があれば軽く買い狙い。損切りは128.40で撤退です。損切りが付かない場合でも129円割れで終えた場合は、買いは撤退して様子見に転じます。売りは1日様子見です。131.00超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなります。上値抵抗は130.20-30,131.00-10に、下値抵抗は129.90-00,129.60-70,129.10-20にあります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続伸。1.1800近辺の足元を固めて下値をゆっくりと切り上げる流れに入っています。強い下値抵抗を守っていますが、週足の形状が改善しておらず、1.18~1.20ゾーンでの揉み合いとなる可能性があります。短期トレンドは1.20台で終えるまでは下値リスクがより高い状態です。買いは、1.1850-60の押し目を軽く拾って1.1830で浅めに一旦撤退するか。1.1810-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1750で撤退です。売りは1日様子見か、1.1890-00で軽く売って1.1930で浅めに撤退です。上値抵抗は1.1890-00,1.1940-50に、下値抵抗は1.1850-60,1.1810-20,1.1760-70にあります。
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