2021年7月29日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は小反発。110円台乗せに失敗して押し戻されていますが、109円台の下値抵抗も抜けきれておらず、下値余地もまだ限られる展開が予想されます。但し、109.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、109円割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足が111.50-60の抵抗を上抜けて終えるか、週足が111.20超えで越週しない限り、下値リスクにより警戒が必要です。 今日の買いは109.60-70の押し目を軽く買って109.20で撤退です。売りは110.50-60の戻り待ちとします。損切りは111.00で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は、110.50-60,111.10-20,111.50-60に、下値抵抗は109.50-60,109.30-40,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。129.60-70の下値抵抗を守って反発に転じましたが、上昇エネルギーの強いものではなく、また、トレンドの変化が認められないので買いは1日様子見です。売りは130.30-40で戻り売り。損切りは130.70で浅めに一旦撤退するか、深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す131.10で撤退です。上値抵抗は130.30-40,131.00-10に、下値抵抗は129.60-70,129.10-20,128.70-80にあります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きが継続中です。直近の陽線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことから、上値トライの動きが強まると見られます。短期トレンドの変化は認められませんが、日足の形状が若干改善しており、売りは引き付ける必要があります。買いは1.1800-10で軽く押し目買い。損切りは1.1750で撤退です。売りは1日様子見か、1.1890-00まで引きつけて。損切りは1.1930で浅めに撤退です。1.20台を回復して引けるまでは短期トレンドが変化しません。また、1.1750割れで終えた場合は再び下値リスクが高くります。上値抵抗は1.1890-00,1.1940-50に、下値抵抗は1.1800-10,1.1760-70,1.1700-10にあります。
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