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FX「トルコ7月CPIに注目」注目の高金利通貨 トルコリラ/円 7月28日号

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トルコリラ/円(4時間足)

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※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・欧米株高でリスクオン
・米下院 トルコ人権促進法案
☆トルコ中銀の引き締めスタンスを背景に底堅さを維持

トルコリラ/円は12円台後半でもみ合い

23日には、欧米株の上昇を受けてリスク選好の地合いが強まると12.935円前後まで上昇して約1カ月ぶりの高値を付けました。
週明けの26日には、米下院でトルコへ人権の遵守を促す「人権促進法案」が提出された事などから一時リラ安に振れましたが、いずれも大きな下げには至りませんでした。
27日には中国株の大幅安などを背景に12.767円前後まで弱含む場面もありましたが、28日の東京市場では12.80円台を回復。
トルコ中銀が7月半ばに、インフレが低下するまで引き締めスタンスを維持すると表明して以降、リラは底堅さを維持しています。

注目ポイントは7月CPI

8月3日に発表されるトルコ7月消費者物価指数(CPI)に注目です。
6月CPIは前年比+17.53%と約2年ぶりの高い伸びとなりました。
7月CPIも高止まりが続くと見られますが、高止まりしているうちは利下げ観測が強まる事はなさそうです。
利下げの必要があるとしていたエルドアン大統領が、中銀の引き締めスタンスを支持する考えを示した事もあって8月の利下げ観測はやや後退しています。
ただ、3日の7月CPIの伸びが大きく鈍化するようだと利下げ観測が再浮上する可能性もあります。
逆に大幅に上ブレした場合も注意が必要でしょう。
トルコの政策金利は19.00%。CPIの伸び率が政策金利に接近するようだと実質金利が0%に近付く事になるため、リラ売り材料になり得ます。
8月12日のトルコ中銀金融政策決定会合に向けて、7月CPIがリラ相場のポイントのひとつになりそうです。

来週までのトルコリラ/円の見通し

予想レンジ
12.625~12.950円
基調
方向感模索

来週までの注目ポイント

☆8/3 トルコ7月消費者物価指数
・主要国株価 国際商品価格

「為替チャート|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら 

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