2021年7月13日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。戻りは一旦売り場となる可能性。
ドル/円は2手連続小陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げていますが、今年1月に付けた102.59を基点とした下値を切り上げて来た流れからは、外れた位置で推移しており、下値リスクが点灯中です。値動きの中で109.50割れを見た場合は短期トレンドの変化が確定的となり、108円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に、110.80超えで越週するか、111.20超えで終えた場合は、上値追いの流れに戻します。 ドル買いは様子見か109.60-70の押し目待ちとします。損切りは短期トレンドが変化する109.40で浅めに撤退です。ドル売りは110.50-60で戻り売り。損切りは111.20で撤退です。 日足の上値抵抗は110.50-60，110.80-90，111.10-20に、下値抵抗は110.00-10，109.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。戻り売り狙いで。
ユーロ/円は値幅が小さい陽線引けとなり。上値余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れにあることや、131.50-60超えに強い抵抗が控えており、上値追いにも限りがあると見られます。一方で反落した場合でも130.00-10，129.60-70にやや強い下値抵抗があり、これを下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは様子見か130.00-10で押し目買い。損切りは129.40で撤退です。売りは131.50-60で戻り売り。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”に戻す132.10で撤退です。上値抵抗は130.90-00，131.50-60に、下値抵抗は130.50-60，130.00-10，129.60-70にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではなく、1.1830-40の軽い下値抵抗にも跳ね返されています。再度上値トライの可能性に繋げていますが、トレンドがまだ弱く、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。一方で1.1800±10ポイントの下値抵抗を守っており、このレベルの売りも慎重に。買いは1.1840-50で軽く買って1.1820で浅めに撤退するか、1.1800-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1740で撤退です。売りは上値余地が若干拡がる可能性があるので1日様子見か1.1960-70で戻り売り。損切りは1.2020で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は1.1910-20，1.1970-80に、下値抵抗は1.1840-50，1.1800±10ポイント、1.1760-70にあります。
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