2021年7月9日
【ドル/円】:短期トレンドに変化の兆し。下落リスクに注意。
ドル/円は久々に実体のやや大きい陰線引けとなり、この足が今年1月に付けた102.59を基点とするサポートラインを下抜けた位置で終えています。短期トレンドが変化し始めており、一段の下落リスクに注意が必要です。110.30超えで終えた場合は、上値トライの可能性を残しますが、110.70超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態です。また、値動きの中で109.50割れを見た場合はトレンドの変化が確定的となり、108円方向への一段のドル下落リスクが生じます。 買いは損切りが付いたので様子見に転じます。或いは109.40に損切りを置くなら109.50台の押し目を軽く試し買い程度に。浅い利食いも着実に。売りは110.20-30の戻り待ちとします。損切りは110.70で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は110.40-50,110.60-70,111.00-10に、下値抵抗は109.50-60,109.10-20,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は続落。日足、週足ともに形状が悪化しており、132円台を回復して終えるまでは、下値リスクがより高い状態です。一方で、130.00-10に週足の横サポートが、31週移動平均線が129.51に位置しており、値動きの中で129円割れを見ない限り、現レベル(130.12-13)の売りも慎重に。トレンドが弱いので買いは様子見か129.10-20の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは128.80で浅めに撤退です。売りは130.30-40で戻り売り。損切りは131.10で撤退です。短期トレンドは132円台に戻して終えない限り、変化しません。上値抵抗は130.30-40,130.90-00,131.50-60に、下値抵抗は129.10-20,128.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。強い下値抵抗には跳ね返されましたが、トレンドが弱い状態に変わりなく、戻り売り方針継続です。売りは1.1880-90で戻り売り。損切りは1.1920で浅めに一旦撤退です。トレンドが弱いので買いは様子見か1.1800-10の押し目を軽く買って1.1770で浅めに撤退です。1.1700割れで終えた場合や値動きの中で1.1650割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が点灯して、一段の下落に繋がり易くなります。短期トレンドは1.20台に乗せて終えるまでは変化しません。上値抵抗は1.1880-90,1.1960-70に、下値抵抗は1.1800-00,1.1760-70,1.1700-10にあります。
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