2021年6月23日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は小陽線で終え、下値を切り上げる流れを維持しています。上値トライの流れが継続中ですが、110.70-80の日足の上値抵抗にはぶつかっており、これをしっかり上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。一方で、下値を切り上げる流れには変化が認められず、この日足の下値抵抗が109.70-80にあり、これを割り込んで終えない限り、“ドル強気”の流れを維持します。但し、109.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクが点灯します。 ドル買いは1日様子見か、110.20-30の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を109.90-00まで見て置く必要があります。損切りは109.50で撤退です。ドル売りは 様子見か、110.70-80で再度軽く売り向かい。損切りは111.10で撤退です。 日足の上値抵抗は110.70-80，111.10-20，111.60-70に、下値抵抗は110.00±10銭、109.70-80、109.20-30にあります。
【ユーロ/円】：反発余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ユーロ/円は、続伸。前日から2円もの反発を見ており、週初の130.04で底打ちした可能性が高くなってきましたが、上値を切り下げる流れに変化が認められません。買いは様子見か131.40-50の押し目待ちとします。損切りは130.90で一旦撤退です。売りは132.20-30で売り狙い。損切りは132.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、133.50超えに実体を戻すまでは上値余地も拡がり難いでしょう。日足の上値抵抗は132.50-60，133.20-30に、下値抵抗は131.40-50，130.90-00にあります。
【ユーロ/ドル】：一旦底打ちした可能性が点灯中。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。単体では上昇エネルギーの強いものではなく、トレンドも弱いままですが、6/21に付けた1.1848で底打ちした可能性があり、1.1750割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か1.1910-20で軽く押し目買い。損切りは1.1870で浅めに一旦撤退です。売りは1.1980-90で戻り売り。損切りは1.2060で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.2200超えで終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。上値抵抗は1.1950-60，1.1980-90，1.2040-50に、下値抵抗は1.1900-10，1.1850-60，1.1800±10ポイントにあります。
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