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コロナ感染拡大、計画停電、米中対立激化、FRB利上げ前倒しで下落

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総括

コロナ感染拡大、計画停電、米中対立激化、FRB利上げ前倒しで下落

通貨1位、株価8位
予想レンジ 南アランド円 7.4-7.9

(ポイント)  
*米中対立激化、FRB利上げ予想前倒しで南アランドは急落
*対円8.15-20の売りも下落を誘った
*コロナ感染が拡大している
*5月31日からコロナ抑制策発動で経済活動は鈍る
*今週はCPI、PPIの発表
*4月小売売上は弱かった
*秋に米中首脳会談の可能性あり
*南ア株価指数も大きく下落
*1Q・GDPは予想を上回った
*1Q経常黒字は拡大
*S&Pが財政、成長率で前向きな評価を与える
*製造業PMIなどは好調
*貿易・経常収支の黒字が南アランドを支える
*弱点は雇用と停電
*中銀総総裁=南ア国債の利回りの高さが海外投資家をひきつける
*世銀の21年成長見通しは3.3%
*経済対策財源は公務員給与の昇給凍結
*中銀の20年インフレ見通しは3.84%

(急落)
 2週連続、南アランドは下落した。6月7日週は再び新型コロナ感染者が増加し感染抑制策が強化されたこと、またエスコム計画停電を実行し経済活動に影響が出ると思われたことなどがあった。さらに6月14日週は、G7・NATOと中国の対立がリスク回避の流れに結び付き南アランドは売られた。南アは中国への貿易依存度が高い。中国が南アから資源を購入しているからだ。さらにはインフレ懸念は一時的としていたFRBが利上げ予想を前倒し、量的緩和の議論を開始したこともランドの下落を加速させた。先週末で、主要通貨では依然最強通貨となっているが、先週は対円で4%下落、株価指数も3%下落した。

(立ち直れるか)
 テクニカルではボリバン3σ下限を下抜き3σ下限に近付いたことから下落スピードは鈍ってくるだろう。また秋に米中首脳会談が開催される可能性が出てきたことも好材料だ。
なお、4月小売売上は前月比0.8%減で予想の2%増を下回った。前年比では95.8%増だが、前年4月はコロナ禍で一番落ち込んでいた時なので驚くべきものでもない。

(外為どっとコム社の売り注文も効く)
 年初来高値の8.166をつけた6月7日あたりから8円以上に売りが増えていた。この売り注文も下落を誘った。表は6月10日の注文

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(今週の指標、物価上昇中)
 金融政策を占う5月消費者物価(CPI)、卸売物価(PPI)が発表される。南アのインフレ目標は3-6%である。5月CPI予想は前年比5.0%、4月は4.4%。2020年2月以来の上昇率であった。輸送コスト、燃料の大幅上昇があった。5月PPIは同7.4%の予想、4月は6.7%。(チャートはCPI)

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テクニカル分析(ランド/円)

ボリバン上限から一気に下限へ下落

日足、ボリバン2σ上限から3σ下限近くまで下落。かろうじて雲に入らず。6月17日-18日の下降ラインが上値抵抗。雲下限は7.64。5日線下向き。
 週足、6週連続陽線ならず。一転2週連続陰線。ボリバン2σ上限越えから反落。1月11日週-3月8日週の上昇ラインがサポート。6月7日週-14日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、4か月連続陽線。今月は陰転。雲に入れず。21年4月-5月の上昇ラインがサポート。18年2月-21年6月の下降ラインが上値抵抗。
年足、18年-20年の下降ラインを上抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。20年の下ヒゲも効いている。

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喜望峰

先週は南ア株価指数の下落も大きかった

米中対立、FRB利上げ予想前倒しでリスク回避の流れが強く、特に南ア株価指数は
3.08%下落した。

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情報提供元:FX湘南投資グループ
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