2021年5月31日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は値幅の小さい足で上昇一服となりました。上昇エネルギーの強いものではないので110円台乗せ定着には無理があると見られますが、前日の陽線が109.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けており、新たな上昇トレンド入りの可能性が生じています。 ドル対欧州通貨ではドル安のトレンドにあるため、ドル急伸にも繋がり難いと見られますが、下げに転じても、109.10-20に日足の抵抗が、109.00-10に週足の抵抗が控えており、これらを割り込むほどの、深い押しにも繋がり難いと見られます。但し、108.50割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。 今日はロンドン、NY市場が休場のため値動きが乏しい展開が予想されます。 ドル買いは109.40-50の押し目待ちとします。下値余地を109.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.80で撤退です。売りは様子見か110.10-20の戻りを軽く売って110.40で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は110.20-30,110.50-60に、下値抵抗は109.40-50,109.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。前日の陽線が日足の上値抵抗であった133.40-50を上抜けて終えており、一段の上昇に繋がる可能性が点灯中です。押し目買い方針で。今日の買いは133.60-70の押し目を軽く拾って133.10で一旦撤退です。売りは様子見です。132.70以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地がもう一段拡がり易くなります。短期トレンドは132円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは十文字の寄せ線に近い形で終えています。下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことから再度1.22台の抵抗をトライする動きに繋げていますが、強い上昇エネルギーも感じられないので、1.2250-60の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。買いは1.2160-70で押し目買い。損切りは1.2130で浅めに撤退です。売りは様子見か、1.2270に損切りを置くなら1.2240-50まで引きつけて軽く売り狙い。1.2130以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは1.2050割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
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