2021年5月27日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ドル/円は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上昇余力の強いものではないので109.50-60の抵抗を一気に上抜けるにも無理がありそうですが、週初からの下値トライの動きの中で、108.50-60の下値抵抗を守り切った感があり、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは108.80-90で押し目買い。損切りは108.40で撤退です。ドル売りは上値余地が若干拡がる可能性が生じているので、1日様子見か109.30-40で戻り売り。損切りは109.70で撤退です。 日足の上値抵抗は109.20-30,109.50-60に、下値抵抗は108.80-90、108.50-60,108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:強気を維持。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、133.40-50の日足の抵抗を上抜けておらず、これをクリアしきれない可能性にも注意が必要です。買いは132.90-00で押し目買い。下値余地を132.60近辺まで見て置く必要があります。損切りは132.40で撤退です。売りは様子見か133.40-50で戻り売り。損切りは133.70で浅めに撤退です。132.70以下で終えた場合は下値余地が若干拡がり易くなります。上値抵抗は133.40-50に、下値抵抗は132.90-00,132.60-70,132.00-10にあります。短期トレンドは131.50割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは前日の陽線の値幅を切り崩す陰線引けとなりました。1.2220-30の抵抗を守り切れずに終えており、前日の陽線が“ダマシ”となった可能性があります。しかし、日足は下値を切り上げる流れを守っており、形状も崩れていません。買いは1.2170-80で押し目買い。損切りは1.2130で一旦撤退です。売りは様子見です。昨日の値動きの中で、1.2220-30に軽い抵抗が、1.2250-60にやや強い上値抵抗が出来ています。下値抵抗は1.2160-70,1.2110-20にあります。1.2100割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
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