2021年5月18日
【ドル/円】:下値余地が限られる可能性。
ドル/円は3手連続小陰線となり上値を切り下げています。109.50超えトライに失敗していますが、下値を切り上げる流れを維持していることや、個々の足が下げエネルギーの強いものではないので、下値余地も限られる可能性が高いと見られます。 但し、108.50割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。108円割れで終えた場合は、1月に付けた102.59を基点とするサポートラインを下抜けて、短期トレンドが変化します。逆に109.70超えで終えた場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 買いは109.00-10で押し目買い。下値余地を108.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.30で撤退です。ドル売りは様子見か109.50-60で戻り売り。損切りは109.90で撤退です。 日足の上値抵抗は109.60-70,110.20-30に、下値抵抗は109.00-10,108.50-60,108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は先週末のNY市場終値から上寄りのスタートとなりましたが、上値を攻めきれずに小陰線で終えています。短期トレンドは強い状態にありますが、日足の上値抵抗が133.10-20にあり、これを実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難いでしょう。買いは132.30-40で押し目買い。損切りは131.80で撤退です。売りは様子見か、133.30に浅い損切りを置くなら133.00-10で軽く試し売り程度に。132.00割れで終えた場合は日足の形状が悪化して、下値余地がもう一段拡がり易くなります。短期トレンドは130.50割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、130円割れで越週しない限り、トレンドは変化しません。上値抵抗は133.10-20に、下値抵抗は132.30-40,131.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも引き続き注意。
ユーロ/ドルは東京市場(9:00am)で先週末のNY市場終値から若干上寄りのスタートとなりましたが、上値を攻めきれずに寄り付き水準に戻して引けています。下値を切り上げる流れを維持していますが、上昇余力に欠けるものであることから上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.2080-90の押し目待ちとします。損切りは1.2030で撤退です。売りは様子見か1.2210に損切りを置くなら1.2180-90で軽く売り向かい。上値抵抗は1.2170-80,1.2230-40に、下値抵抗は1.2120-30,1.2080-90,1.2000-10にあります。1.2000割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは1.1950割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
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