2021年5月7日
【ドル/円】:ドルの下値余地が限られる展開。
ドル/円は小幅続落となりました。対欧州通貨、オセアニア通貨ではドル安の流れにあるため、ドル/円の上値も重い状態ですが、“円全面安”のトレンドがより強く、ドル/円でのドルの下値余地も限られる展開が予想されます。ドルの押し目買い方針で。 ドル買いは108.90-00で軽く押し目買い。損切りは108.40で一旦撤退です。ドル売りは様子見か109.50-60の戻りを軽く売って109.80で撤退です。 109.60-70の週足の抵抗を上抜けて終えれば来週以降一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に、可能性がやや低い状態ですが、108円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。107.50割れで終えた場合は、日足、週足の抵抗を下抜けて、“ドル弱気”に変化します。 日足の上値抵抗は109.50-60,110.10-20に、下値抵抗は108.90-00,108.50-60,108.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小陽線で切り返しています。131.00-10の下値抵抗に跳ね返されており、上値トライの動きが強まると見られますが、上昇エネルギーの強いものではないので132.10-20の抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは131.20-30で押し目買い。損切りは130.70で一旦撤退です。売りは様子見か132.10-20の戻りを待って軽く売り向かい。損切りは132.40で浅めに撤退です。上値抵抗は132.10-20,133.10-20に、下値抵抗は131.00-10,130.50-60にあります。短期トレンドは130円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、129円割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。下値を切り上げる流れに戻しており、上値トライの動きが強まると見られますが、1.2060-70の抵抗を上抜けきれておらず、また、1.2110-20に一段と強い抵抗が控えていることから、全てを上抜けて終えるまでは買いも慎重に。今日の買いは1.2010-20の押し目待ちとします。損切りは1.1970で一旦撤退です。売りは様子見か1.2100-10で軽く売り向かい。損切りは1.2130で浅めに撤退です。上値抵抗は1.2060-70,1.2110-20に、下値抵抗は1.2010-20,1.1960-70にあります。
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