2021年4月22日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ドル/円は値幅の小さい寄せ線で終えています。上値を切り下げる流れに変わりありませんが、108.00±10銭の抵抗を実体ベースで守っており、小反発に転ずる可能性を残しています。108.70-80に日足の抵抗がありますが、109.00超えで終えれば、日足の形状が改善して上値余地がもう一段広がり易くなります。この場合でも110円台に実体を戻すまでは短期トレンドは変化しません。逆に107.40-50,107.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。 ドル買いは107.80-90で軽く買って107.50で浅めに撤退するか、1日様子見です。売りは108.40-50で戻り売り。損切りは109.10で撤退です。 日足の上値抵抗は108.40-50,108.70-80,109.10-20に、下値抵抗は107.80-90,107.40-50,107.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は2手連続して寄せ線で終えています。前日とは逆に、下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となったことから再度130.50-60超えの抵抗をトライする動きが強まると見られますが、強い上昇エネルギーも感じられないので上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。買いは129.80-90で押し目買い。損切りは129.30で一旦撤退です。売りは様子見か131.10に損切りを置き、130.50-60で軽く売り向かい。129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。128.50割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。逆に131.00-10の抵抗を上抜けて終えれば132円超えトライへ。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは寄せ線で終えています。前日とは逆に下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことから上値トライの動きが先行すると見られますが、1.2060-70,1.2120-30に強い抵抗が控えており、全てをクリアしきれない可能性に注意が必要です。買いは1.2010-20の押し目を軽く拾って1.1980で浅めに一旦撤退するか、1.1980-90の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1930で撤退です。売りは様子見か1.2120-30まであれば軽く売り向かい。損切りは1.2160で撤退です。短期トレンドは1.1800割れで終えない限り変化しません。
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