2021年4月14日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。108.50割れで終えた場合は短期トレンドに変化。
ドル/円は小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、109.00-10の抵抗も守って終えていますが、昨日の値動きの中で109.60-70にやや強い抵抗が出来ており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い形です。108.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、3/4以降のドル急伸時に素通りした107~108円ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に109.90超えで終えれば110.20~110.50ゾーンの上値抵抗の厚さを確認する動きが強まり易くなります。 ドル買いは108.80-90で押し目買い。損切りは108.40で撤退です。売りは1日様子見か109.60-70の戻りを軽く売って110.00で浅めに撤退です。強い上値抵抗は110.20-30にあります。 日足の上値抵抗は109.70-80,110.20-30,110.50-60に、下値抵抗は108.90-00,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ユーロ/円は十文字の寄せ線で終え、上下の抵抗を抜けきれずに寄り付き水準に戻しています。トレンドの変化が認められないので押し目買い方針継続です。買いは129.90-00で再度押し目買い。損切りは129.40で撤退です。売りは1日様子見か130.80-90で軽く売り向かい。損切りは131.10で浅めに撤退です。129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。
ユーロ/ドルは陽線で終え、1.1920-30の抵抗を実体ベースで上抜けて来ました。1.1950-60の抵抗を上抜けきれていませんが、1.18台後半の下値抵抗にも跳ね返されており、これを支えとして上値トライの動きが強まると見られます。強い上昇エネルギーも感じられないので、1.1980-90,1.2040-50の抵抗を一気に上抜けるのも難しいでしょう。また、1.1850割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。買いは1.1900-10で押し目買い。損切りは1.1850で撤退です。損切りは付いていませんが売りは様子見に転じます。
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