2021年3月22日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が値幅の小さい寄せ線で終え上下の抵抗を攻めきれずに寄り付き水準に戻して引けています。トレンドが強い状態を保っており、ドルの押し目買い方針継続とします。一方で、先週の上値トライでは109.20-30の日足、週足の抵抗を上抜けきれずに終えていること、2/23に付けた104.92を基点として急角度で下値を切り上げて来た流れからは外れて推移しており、109.30超えで終えるまでは上値余地が限られる可能性が高く、飛びつき買いにも注意が必要です。 ドル買いは108.50-60で押し目買い。損切りは108.20で浅めに一旦撤退です。ドル売りは109.10-20で戻り売り。損切りは浅い場合で109.40、深い場合は109.60で撤退です。 短期トレンドは107円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが105.50以下で越週するまでは大きく変化しません。また、110円台乗せで終えた場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は109.20-30,109.50-60,109.90-00に、下値抵抗は108.60-70,108.00±10銭、107.60-70にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。急伸にも繋がり難い状態。
ユーロ/円は小幅続落となりました。上値がやや重い感がありますが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。但し、対ドルではトレンドが弱いので130.70-80の抵抗を上抜けて終えるか、131.00-10の抵抗をクリアしない限り、上値余地が限られる展開が予想されます。短期トレンドは128.50割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、127.50割れで越週するか、127円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは129.10-20で押し目買い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す128.40で撤退です。売りは130.40-50の戻り待ちとします。損切りは浅い場合で130.80,深い場合は131.10で撤退です。
【ユーロ/ドル】:上値も重い展開。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、1.18台の抵抗を守って引けており、突っ込み売りにも注意が必要ですが、短期トレンドが弱いので買いは様子見か1.1860-70の押し目を軽く拾って1.1820で浅めに撤退です。売りは1.1960-70の戻り待ち。損切りは1.2020で撤退です。1.2040-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。
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