2021年3月16日
【ドル/円】:ドル強気。押し目買い方針で。
ドル/円は昨日の東京市場で(9:00AM)前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上下の抵抗を攻めきれずに値幅の小さい寄せ線で終えています。方向性に欠けるものですが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。但し、日足の下値抵抗が108.90-00まで上げており、108.80以下で終えた場合は、日足の形状がやや悪化して、ドルの急伸時にすり抜けた107円台後半から108円台前半の足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に続伸して110円台で終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。 短期トレンドは107.00割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、105.50割れで終えない限り、大きく変化しません。 ドル買いは109.00-10で押し目買い。損切りは108.30で撤退です。損切りが付かない場合でも108.80以下で終えた場合は、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは様子見か109.50-60まで引き付けて。損切りは110.20で撤退です。 日足の上値抵抗は109.30-40,109.60-70,109.90-00に、下値抵抗は108.90-00,108.40-50,108.00±10銭、107.60-70にあります。
【ユーロ/円】:ユーロ強気を維持。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものでなく、130.50-60の抵抗を再度トライする可能性に繋げています。買いは129.90-00で押し目買い。損切りは129.30で一旦撤退です。売りは様子見か131.30に損切りを置くなら130.90-00まで引きつけて、軽く試し売り程度に。129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなりますが、短期トレンドは127.50割れで終えない限り、大きく変化しません。逆に131円台で越週した場合は長期トレンドも“ユーロ強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、先週の下値トライでも1.18台の重要な抵抗を守って終えていますが、1.2040-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは1.1850-60まで引きつけて。損切りは1.1790で撤退です。売りは1.1970-80で戻り売り。損切りは1.2020で一旦撤退です。日足が1.2050超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が高くなりますが、1.2240-50の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
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