2021年3月15日
【ドル/円】：ドル強気。押し目買い方針で。
ドル/円は直近の日足が小陽線で終え、下値を急角度で切り上げる流れを維持しています。この日足の下値抵抗は108.70-80にありますが、これを割り込んで終えた場合は、急角度で切り上げて来た流れが一服して、ドル急伸時に素通りした107～108円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。109.20-30、109.90-00に週足、月足の抵抗があり、一気に上抜けるには無理があると見ますが、トレンドが非常に強い状態にあるので、上値追いのスタートが予想され、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。短期トレンドは107円割れでニュートラルな状態に戻しますが、105.50割れで終えない限り、大きく変化しません。 ドル買いは108.80-90で押し目買い。損切りは108.30で一旦撤退です。損切りが付かない場合でも108.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化するので買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは様子見か、109.60-70まで引きつけて。損切りは110.20で撤退です。 日足の上値抵抗は109.20-30，109.50-60，109.90-00に、下値抵抗は108.70-80，108.00±10銭、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。
ユーロ/円は130円台に実体を置く陽線引けとなり、一段の上昇の可能性が点灯中です。130.50-60，131.00-10に強い抵抗がありますが、全てクリアして終えた場合は長期トレンドも“ユーロ強気”に変化します。逆に129円割れで終えた場合は上抜けが“ダマシ”となった可能性が生じます。短期トレンドが強い状態を維持しているので押し目買い方針継続です。買いは129.90-00で押し目買い。損切りは129.40で一旦撤退です。売りは様子見か131.30に損切りを置くなら130.90-00まで引きつけて軽く試し売り程度に。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗にぶつかる可能性に注意。
ユーロ/ドルは小反落。週足が下値トライに失敗した形となり、1.18台の重要な下値抵抗には跳ね返されていますが、1.2050-60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残しています。買いは1日様子見か1.1860-70まで引きつけて。損切りは1.1800で撤退です。売りは1.1980-90で戻り売り。損切りは浅い場合で1.2020，深い場合は調整下げが一巡した可能性が高くなる1.2060で撤退です。
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