2021年3月8日
【ドル/円】:“ドル強気”。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が小陽線となり、単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、3手前の小陽線から新たな上昇トレンド入りしており、新しいトレンドに入ってからまだ日が浅いことから、ドル急落にも繋がり難いと見られます。 一方で、108円台は本来強い上値抵抗として働くポイントでもあることから、一旦すり抜けても押し戻される可能性も高いと見ています。 短期トレンドが強い状態にあるので目先は浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。 ドル買いは107.90-00で買って損切りを107.20に損切りを置くか、107.60-70の押し目待ちとします。この場合の損切りは106.90で撤退です。損切りが付かない場合でも日足が107.40以下で終えた場合は下値余地が若干拡がり易くなるので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは108.40-50で軽く売って108.80で浅めに一旦撤退です。 短期トレンドは106.50割れで終えない限り、変化しません。またこの場合でも105円割れで越週しない限り、“ドル弱気”に変化しません。 日足の上値抵抗は108.40-50,108.80-90,109.50-60に、下値抵抗は、107.50-60,107.10-20,106.50-60にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。実体が小さく下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れにも変化が認められませんが、129.50~130.00ゾーンにある月足の抵抗を上抜けていないことや、対ドルで下値リスクがより高い状態にあることから、上値を追い切れない可能性にも注意が必要です。買いは128.80-90の浅い押し目を拾って128.30で一旦撤退するか、128.40-50の押し目待ちとします。この場合の損切りは127.80で撤退です。売りは様子見か130.60に損切りを置くなら129.90-00まで引きつけて軽く試し売り程度に。
【ユーロ/ドル】:下値余地を探る動き。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、昨年5月に付けた1.0775を基点とする中期的なサポートラインを下抜けた位置で推移しており、1.21台を回復して引けるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か1.1800-10で押し目買い。損切りは1.1760で浅めに撤退です。売りは1.1940-50で戻り売り。損切りは1.2010で撤退です。
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