いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
2月19日(金)ドル/円
基調
下値警戒
目先の注目材料
・2/19 英2月製造業/サービス業PMI・速報値、米2月製造業/サービス業PMI・速報値
・米長期金利、主要国株価
105.50円を死守できるか
ドル/円は本日の東京市場で105.56円前後まで下落しており、200日移動平均線(105.51円前後)に接近。
105.50円にはオプション絡みの買いも観測されており、105円台半ばの水準を維持できるか注目が集まっている。
カギとなるのは、米長期金利と欧州通貨の動きだろう。米10年債利回りは17日に1.33%前後まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。
追加経済対策やインフレ高進の思惑による長期金利の上昇は一服したのかもしれない。
欧州通貨についてはポンドの上昇が主導している面が強い。
国民のおよそ4分の1が新型コロナウイルスワクチンの第1回目の接種を終えた英国では、新規感染者が減少している。
来週22日にはジョンソン英首相がロックダウン(都市封鎖)からの脱却へのロードマップを発表する予定だ。
本日の海外市場でも米長期金利低下とポンド高・ドル安が続くようなら、ドル/円が105.50円を死守するのは難しくなりそうだ。
週末を前に、NY債券市場と欧州通貨の動きが注目されよう。
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