2021年2月18日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、上昇一服となりましたが、下げエネルギーの強いものではないので、押し目買い方針継続とします。但し、クロス/円が上値トライに失敗したものが多く見受けられることから、今日については上値を抑えられる可能性も高く、買いは105.40-60ゾーンの押し目待ちとします。損切りは105.20で浅めに撤退です。ドル売りは様子見か106.10-20の戻りを軽く売って106.40で浅めに撤退です。 日足が104.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクがやや高くなります。この場合でも短期トレンドは104円割れで越週するか、103.50割れで終えない限り変化しません。逆に可能性がまだ低いと見ますが107円台で越週した場合は108円超えトライの動きが強まり易くなります。 日足の上値抵抗は106.30-40，106.80-90に、下値抵抗は105.40-50，105.00-10，104.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。126円割れでトレンドに変化。
ユーロ/円は安値圏で引ける陰線引けとなりました。下値を切り上げる流れには変化が認められませんが、単体では下値リスクの高いものであるため、もう一段下押す可能性があります。今日の買いは損切りが付いたので1日様子見か、127.00-10まで引きつけて。損切りは126.30で撤退です。126.30以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。126円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。逆に128.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなりますが、129.50-60に週足の抵抗が控えていることから、急伸にも繋がり難いと見ています。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。1.2000割れで終えた場合は一段の下落へ。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、直近の陰線が昨年5月に付けた1.0775を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けた位置で終えており、下値リスクが点灯中です。1.2000-10にやや強い下値抵抗がありますが、1.2000割れで終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなるので注意が必要です。買いは損切りが付いたので様子見か1.1950に損切りを置くなら1.2000-10で軽く試し買い程度に。売りは1.2140-50の戻り待ちとします。損切りは1.2210で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが後退します。
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