2021年2月15日
【ドル/円】：下げ渋り。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は2手連続陽線引けとなりました。105.20-30の軽い抵抗にも届いておらず、強い上昇エネルギーは感じられませんが、一方で104.50-60，104.10-20に日足の抵抗があることや、短期トレンドがまだ強い状態を保っていることから、下値余地も限られ易く、押しは一旦買い場となる可能性が高いと見ています。一方上値は、105.50-60に日足の抵抗が、105.80-90に週足の抵抗が控えており、上値追いの流れに戻ってもこれらを一気に上抜けるにも無理がありそうです。 今日はNY市場が休場のため小幅なレンジに収まると見られます。 短期トレンドは103.50割れで“ニュートラル”に変化、103.00割れで終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻します。 ドル買いは104.60-70で押し目買い。損切りは104.40で浅めに一旦撤退です。今日のドル売りは1日様子見か105.40-50の戻り待ちとします。損切りは105.80で撤退です。 日足の上値抵抗は105.20-30，105.50-60，106.30-40に、下値抵抗は104.50-60，104.10-20にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続伸。短期トレンドは強い状態を維持していますが、個々の足が強いものではないので、急伸にも繋がり難いと見られます。買いは126.90-00で軽く買って126.60で浅めに一旦撤退するか、126.30-40の押し目待ちとします。この場合の損切りは125.50で撤退です。売りは様子見です。日足が126円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは125円割れで変化します。逆に127.50超えで終えた場合は128円超えトライへ。128円台で終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは実体の小さい陰線引けとなりましたが、下値を切り上げる流れを維持しています。強い上昇エネルギーも感じられないので、上値を追い切れない可能性も高いと見ています。また、1.2060以下で終えた場合は、再び下値リスクが点灯します。買いは様子見か1.2030に浅い損切りを置くなら1.2060-70まで引きつけて軽く試し買い程度に。売りは様子見か1.2120-30で軽く売って1.2160で浅めに一旦撤退です。1.2240-50の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが後退します。
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