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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ動く可能性にも注意。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103円割れの越週で一段のドル下落へ。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。一方向へ動く可能性にも注意。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103円割れの越週で一段のドル下落へ。

直近の日足は小陽線で終え、上値トライの可能性に繋げているが、上昇余力の強いものではないので104円台前半にある強い抵抗にぶつかる可能性も高いと見られる。但し、104.60超えで終えた場合は日足の形状が改善して下値リスクが軽減される。さらに105円台に乗せて終えれば上値余地が50銭から1円程度拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドが弱いことからドル急伸にも繋がり難いと見られる。一方下値は102.80~103.00に日足の抵抗が控えており、これを下抜けて終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い。日足の上値抵抗は104.10-20,104.50-60,104.80-90に、下値抵抗は103.40-50,102.80~103.00,102.50-60にある。全て下抜けた場合は一段のドル下落へ。21日移動平均線は103.59にあり、若干上抜けているが、ダマシの範囲内にある。また120日、200日線は104.79と105.73に位置しており、短期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 一方直近の週足を見ると、実体が小さく寄せ線に近い形の陰線引けとなり、週初の寄り付き水準に戻して引けている。上値を切り下げる流れに変化が認められず下値リスクがより高い状態に変わりないが、103.00-10の下値抵抗も守っており、これを割り込んで越週するか日足が102.50割れで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は104.00-10,104.50-60,105.60-70に、下値抵抗は103.00-10,101.50-60にある。31週、62週移動平均線は105.10と106.80に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。値動きが収縮し始めており、一方向へ動き出す可能性にも注意する必要がありそうだ。週足が104.60超えで越週するか、日足が105円台乗せを見た場合は上値余地がもう一段拡がり易くなるが、この場合でも105.60~106.10ゾーンに中期的な上値抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難い。逆に103円割れで越週した場合は新たな下げエネルギーを得て101円方向への一段のドル下落へ。 今週の戦略は、ドル買いは103.00-10まで引き付けて。損切りは102.40で撤退。ドル売りは104.00-10で戻り売り。損切りは104.70で一旦撤退としたい。 上値は、103.90-00に軽い抵抗が104.00-10,104.20-30,104.50-60に強い抵抗があるが、実体ベースでこれを上抜けた場合は、日足の形状が改善して105.00超えトライへ。105.00-10の抵抗をクリアした場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して105.60-70にある週足の抵抗をトライする動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ弱くドル急伸にも繋がり難い。下値は、103.60-70に軽い抵抗が。103.40-50,103.00-10,102.80-90に強い抵抗があるが、102.50-60の抵抗も下抜けて終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、102.20-30,101.80-90,101.50-60,101.10-20にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。

ドル/円【日足】期間:2020/05/21~2021/01/22(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/12/08~2021/01/22(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値余地が限られる可能性に注意。127.50超えで終えれば一段の上昇へ。125円割れの越週か、124.00割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して一段の下落へ。

日足は2手連続陽線引けとなり下値を切り上げている。5手前の日足が125.00-10の下値抵抗に跳ね返されており、これを支えとして上値トライの流れに入っているが、10/30に付けた121.62を直近安値とするサポートラインからは下抜けた位置で推移しており、127.50超えに実体を戻すまでは、上値余地も拡がり難く、下値リスクにも注意する必要がある。またこれを上抜けた場合でも月足の抵抗が130.00~130.50にあり、これをしっかり上抜けて越月するまでは、上値余地も拡がり難い。逆に125.00割れで越週するか、124円割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して122円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は126.50-60,126.80-90,127.30-40に、下値抵抗は125.60-70,124.90-00,124.50-60,124.00-10にある。21日移動平均線は126.36に位置しており、これを上抜けきれていないが、ダマシの範囲内にある。また、120日、200日線は124.92と122.96に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、124円割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して122円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなる。  一方直近の週足を見ると、前週足から下寄りのスタートとなったが、下値を攻めきれずに陽線で切り返している。下値を切り上げる流れにも変化が認められず、再度127円超えトライの動きが強まると見られるが、単体では上昇エネルギーの強いものではないので127.00超えにある強い抵抗にぶつかる可能性にも注意する必要がある。127円を回復して越週するか、127.50超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなるが、129.00超えに週足の上値抵抗があることや、130.00~130.50に月足の抵抗が控えていることから、これらをしっかり上抜けて来るまではユーロ急伸にも繋がり難い。逆に今週の週足の下値抵抗が124.90-00に位置しているが、125.00割れで越週した場合は下値リスクが点灯、124.50割れで越週した場合は短期トレンドの変化が確定的となり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は127.00-10,129.00-10に、下値抵抗は124.90-00,123.00-10にある。31週、62週移動平均線は124.35と121.95に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。 今週の戦略は、ユーロ買いは125.60-70まで引き付けて。急落した場合の下値余地を125.00-10まで見ておく必要がある。損切りは下値リスクが点灯する124.80で撤退。ユーロ売りは126.80-90で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を127.20-30まで見ておく必要がある。損切りは127.50で撤退。 上値は、126.40-50,126.80-90,127.20-30に強い抵抗があるが、全てクリアして127.50超えで終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇へ。但し、この場合でも週足の上値抵抗が129.00-10に控えており、これを上抜けきれない可能性にも注意したい。上値抵抗は127.80-90,128.10-20,128.50-60,129.00-10,129.30-40。下値は、126.00-10に軽い抵抗が、125.60-70,125.20-30,124.90-00に強い抵抗があるが、125円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、124.50-60,124.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は122円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなる。下値抵抗は123.50-60,122.90-00,122.40-50,122.00-10、121.60-70。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/07/07~2021/01/22(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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