2021年1月20日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意。
ドル/円は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。日足の上値抵抗が104.20-30にありますが、104.50超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなります。短期トレンドは105円台回復で“ニュートラル”な状態に戻しますが、105.50-60に週足の抵抗が控えておりこれを上抜けて越週しない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。逆に103円割れで終えるか、102.50割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。 ドル買いは103.70台の押し目を軽く拾って103.40で浅めに撤退するか、103.10-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは102.40で撤退です。ドル売りは104.20-30で戻り売り。損切りは104.60で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は104.20-30、104.80-90に、下値抵抗は103.60-70、103.00-10、102.50-60にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。強い上値抵抗にも注意。125円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は寄り付き安値の陽線引けとなりました。前日足が125.00-10の下値抵抗に跳ね返されており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。一方で、日足の形状が悪化しており、上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意が必要です。ユーロ買いは125.20-30の押し目待ちとします。損切りは124.80で一旦撤退です。売りは様子見か126.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で127.00、深い場合は127.20で一旦撤退です。日足が127.50超えで終えれば下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、125円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、124.50割れで越週するか124円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:反発余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは寄り付き安値の陽線引けとなり上値余地を探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れにあることや、1.2210-20にやや強い抵抗があり、これを上抜けきれない可能性も高いと見ます。一方で、1.1960-70に日足、週足で見た強い抵抗が控えており、1.1900割れで終えるか1.1950以下で越週しない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。短期トレンドは“ニュートラル”な状態にありますが、1.2310-20の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。ユーロ買いは様子見か1.1960-70の押し目待ち。損切りは1.1900で撤退です。売りは1.2120-30を軽く売って1.2170に損切りを置くか、1.2200-10の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.2260で撤退です。上値抵抗は1.2210-20、1.2240-50、1.2310-20に、下値抵抗は1.2050-60、1.1960-70にあります。
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