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【トルコリラ円】12月もインフレ加速の見通し

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月4日(月)トルコリラ/円

基調
上値試し

目先の注目材料
・1/4 トルコ12月消費者物価指数
・主要国株価、国際商品価格

12月もインフレ加速の見通し

昨年末のトルコリラ/円相場は、トルコ中銀の大幅利上げなどを受けて30日に約3か月半ぶり高値となる14.135円前後まで上昇。
その後、31日には手仕舞い売りなどもあって一時13.70円台まで軟化したが、本日は13.90円付近まで値を戻すなど底堅く推移している。

そうした中、本日発表されるトルコ12月消費者物価指数の結果に市場の注目が集まっている。
トルコ中銀は昨年12月24日の金融政策決定会合で市場予想を上回る幅の追加利上げを行った上で「引き締め策は長期的なインフレ率の低下が見られるまで断固として維持する」と表明。
本日の12月消費者物価指数が上ブレすれば、今月21日の次回会合でさらなる追加利上げに踏み切るとの観測が高まる事になりそうだ。

12月消費者物価指数の市場予想は前年比+14.20%となっており、11月の14.03%から小幅ながらもインフレが加速する見通しだ。
元来、インフレ率の上昇は実質金利の低下に繋がるため通貨安要因だが、利上げ期待を高めるようなら通貨高要因にもなり得る。
トルコ中銀の姿勢に鑑みればインフレ加速はリラ相場を押し上げる公算が大きいだろう。
トルコリラ/円相場が昨年12月高値(14.135円前後)の奪回に向けて再起動するきっかけとなるか、トルコ12月消費者物価指数の結果に注目しておきたい。

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