2020年12月2日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けられない状態続く。
ドル/円は値幅の小さい寄せ線で終え、方向感のない動きとなっています。103.80-90の下値抵抗と105.00-10の上値抵抗の狭間にあり、上下の抵抗を抜けきれない状態ですが、103.80以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.00割れを見た場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に105円台を回復して終えれば、下値リスクが軽減されますが、105.60-70に一段と強い抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは103.90-00で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する103.40で撤退です。ドル売りは104.50-60で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を104.80-90まで見て置く必要があります。損切りは105.30で撤退です。 日足の上値抵抗は104.50-60、105.00-10、105.60-70に、下値抵抗は103.80-90、103.50-60、103.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。一段の上昇へ。
ユーロ/円は高値引けの大陽線の出現となりました。短期トレンドが“ユーロ強気”に変化しています。浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。買いは125.30-40で押し目買い。損切りは124.80で撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗が126.50-60、127.00-10にあります。短期トレンドは124円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、123円割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】:ユーロ強気の流れ。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは高値圏で引ける陽線で終え、実体ベースを1.20台にしっかり乗せて来ました。これにより、日足、週足の形状が強い状態となり、一段の上昇に繋がり易くなっています。買いは1.2030-40で押し目買い。下値余地を1.2000近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1970で撤退です。売りは様子見に転じます。短期トレンドは1.1800割れで終えない限り、変化しません。
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