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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。106.00超えで終えれば下値リスクがやや後退。103.50割れで終るか103.00割れを見た場合は、新たな下落リスクに要注意。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。106.00超えで終えれば下値リスクがやや後退。103.50割れで終るか103.00割れを見た場合は、新たな下落リスクに要注意。

日近の日足は値幅の極端に小さい陽線で終えている。単体では上昇余力の強いものではなく、また、上値も切り下げているが、103.50-60の日足の抵抗を守った状態にあることや、11/9の大陽線の値幅内にかろうじて踏み留まっており、103.50-60の抵抗を攻めきれずに反発に転ずる可能性を残した状態にある。一方で上値も、104.50-60、105.00-10、105.60-70に強い抵抗が出来ており、105.80超えに実体を戻さない限り、上値余地も拡がり難い。短期トレンドは“ニュートラル”だが、中期トレンドが弱いことや、日足の形状が悪化しており、下値リスクにより警戒する必要がありそうだ。103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.20-30の抵抗を下抜けて終えるか、103.00割れを見た場合は、新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなり、101~102円をトライする動きが強まり易くなる。逆に105.80超えで終えた場合は、日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなるが、この場合でも週足、月足の抵抗が106.50~107.00ゾーンにあり、簡単には上抜けそうもない。日足の下値抵抗は103.50-60、103.20-30、102.20-30、101.10-20にある。21日、120日、200日移動平均線は104.48、105.91、106.74に位置しており、ドルの下値リスクがより高い状態にある。 一方週足を見ると、続伸に繋げられずに小陰線で終えている。単体では下げエネルギーの強いものではないが、105.50-60の週足の抵抗に届かずに反落しており、反発力の鈍さが感じられる。現状は103.10-20の週足の抵抗も守っており、下値を攻めきれずに反発に転ずる可能性を残しているが、この場合でも104.80超えに強い抵抗が出来ており、これらに再びぶつかる可能性も高いと見られる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は104.80-90、105.20-30、105.60-70に、下値抵抗は103.20-30、102.00-10、101.10-20にある。31週、62週移動平均線は106.18と107.45に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは103.50-60で押し目買い。損切りは、浅い場合で103.40、深い場合は新たな下落リスクが生ずる102.90で撤退。ドル売りは104.50-60で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を104.80-90まで見ておく必要がある。損切りは105.30で一旦撤退としたい。 上値は、103.90-00に軽い抵抗が、104.10-20、104.50-60、104.80-90、105.10-20に強い抵抗が出来ており、吹き値があった場合でもこの辺りが限度と見るが、日足が106.00超えで終えるか、105.60-70の抵抗を上抜けて越週した場合は、日足、週足ともに形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ弱く107円台はまだ大きな壁となろう。下値は、103.50-60に強い抵抗があるが、これを下抜けさらに103.20-30の抵抗を下抜けて終えるか、値動きの中で103.00割れを見た場合は、新たな下げトレンド形成の動きが強まって、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。下値抵抗は、102.50-60、102.20-30、102.00-10、101.70-80、101.30-40、101.10-20。

ドル/円【日足】期間:2020/03/19~2020/11/20(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/10/06~2020/11/20(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ニュートラルからやや弱気”。122.40-50を下抜けて越週するか、122円割れで終えた場合は一段の下落へ。125円台回復で一段の上昇へ。

日足は寄せ線に近い形の足で終えている。123.00-10の抵抗を実体ベースでは守っているが、上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクがやや高い状態にある。現状は11/9の大陽線の値幅(安値122.69)を下抜けていないが、10/30に付けた121.62を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で推移しており、この日足の上値抵抗が123.70-80にあることから、124円台に実体を戻さない限り、下値リスクは軽減されない。またこの場合でも125.00超えで終えない限り、下値リスクを残すことになる。逆に、日足の下値抵抗が122.80-90にあるが、これを下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯。122.00割れで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して120~121円台の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなる。日足の上値抵抗は前述の123.70-80と124.10-20、124.70-80に、下値抵抗は122.80-90、122.40-50、122.00-10にある。125.00超えで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ強気”に変化して一段の上昇へ。逆に122.00割れで終えた場合は、新たな下げエネルギーを得て一段のユーロ下落に繋がり易くなる。21日、120日移動平均線は123.22と123.47に位置しており、“ダマシ”の範囲内だが、収束するこれらを下抜け始めており、下値リスクにより警戒する必要がある。しかし、200日線は121.40に位置しており、下値抵抗として働く可能性を残している。 一方直近の週足は、続伸に繋げられずに小陰線で終えている。単体では下げエネルギーの強いものではないが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、下値リスクがより高い状態にある。現状は調整下げの範囲内に留まっており、急落にも繋がっていないが、122.40-50の週足の抵抗を下抜けて越週するか、日足が122円割れで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。逆に125.00超えで終えるか124.80超えで越週した場合は、9/1に付けた127.08を基点として上値を切り下げてきた流れに変化が生じて、一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。この場合でも月足の上値抵抗が126.50~127.00、130.00~130.50にあり、これらを全て上抜けて越月しない限り、長期トレンドは大きく変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は123.40-50、124.70-80、126.40-50に、下値抵抗は、122.40-50、121.00-10、120.10-20にある。31週、62週移動平均線は122.14と121.01に位置しており、続落した場合でもこれが下値抵抗として働く可能性がある。 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か、122.40-50で軽く押し目買い。損切りは121.90で浅めに一旦撤退。売りは123.70-80で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を124.10-20まで見ておく必要がある。損切りは浅い場合で124.30、深い場合は強気転換の可能性が生ずる、125.10に置く必要がある。  上値は、123.30-40に軽い抵抗が、123.50-60、123.70-80、124.10-20、124.50-60に強い抵抗があり、上値余地が限られる展開が予想されるが、これらを全てクリアして125.00超えで終えるか、124.80超えで越週した場合は、短期トレンドが変化して、一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。この場合でも126.50~127.00ゾーンの強い上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意する必要がある。下値は、123.00-10に軽い抵抗が、122.80-90、122.40-50、122.00-10に強い抵抗があるが、122.00割れで終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、120~121円台にある下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなる。下値抵抗は、121.60-70、121.10-20、120.80-90、120.20-30、119.90-00。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/05/05~2020/11/20(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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