2020年10月20日
【ドル/円】：ドル小じっかりの展開。
ドル/円は値幅の極端に小さい足で終え、膠着状態から抜け出せない状態となっています。上下の抵抗を抜けきれていませんが、20～30銭程度は上値余地が拡がる可能性も高く、押し目買い方針とします。 ドル買いは105.20-30の押し目を軽く拾って104.80で一旦撤退です。売りは105.70-80で戻り売り。損切りは106.30で一旦撤退です。 短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、106.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は上値余地が若干拡がり易くなり、107.00超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。逆に104.40以下で越週した場合や104.00割れを見た場合は、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。 日足の上値抵抗は105.70-80、106.20-30、106.50-60に、下値抵抗は105.00-10、104.50-60、104.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗にぶつかる可能性に注意。123円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は2手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げていますが、9/1に付けた127.08を基点として上値を切り下げる流れから上抜けきれておらず、下値リスクを残しています。125.00超えで終えれば一段の上昇へ、123円割れで終えれば下値リスクが点灯します。今日の買いは123.50-60の押し目待ちとします。損切りは122.80で撤退です。売りは124.40-50で戻り売り。上値余地を124.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは125.20で撤退です。上値抵抗は124.40-50、124.70-80に、下値抵抗は123.00-10、122.40-50にあります。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/ドルは続伸となりましたが、1.1800超えトライに失敗しており、上値を切り下げる流れからも上抜けていません、買いは様子見か1.1710-20の押し目待ちとします。損切りは1.1680で浅めに撤退です。1.1700割れで終えた場合は下落余地がさらに拡がり易くなります。売りは1.1780-90で戻り売り。損切りは浅い場合で1.1830、深い場合は短期トレンドが変化する1.1860で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドを“ユーロ強気”に戻して一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。
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