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10月7日(水)豪ドル/円
基調
上値重い
目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格
追加緩和観測と株安のダブルパンチを警戒
豪中銀(RBA)は昨日の理事会で金融政策の現状維持を決めた。
ただ、声明で「追加の金融緩和がどのように雇用を支える事ができるかを引き続き検討していく」とした事を追加緩和の示唆と読む向きも少なくないようだ。
豪大手銀の著名エコノミストは、11月に政策金利と3年債利回り目標が0.1%に引き下げられるとの自身の見方を裏付ける内容とコメントした。
この声明に当初大きな反応を示さなかった豪ドル/円も、トランプ米大統領が経済対策協議の停止を発表した事を受けて米国株が下落する中で最終的に反落。
本日は74円割れの押し目買いに支えられて下げ渋っているが、欧米市場の株価動向次第ではこのサポートを割り込んでもおかしくないだろう。
RBAの追加緩和観測と主要国の株安というダブルパンチは、豪ドル/円相場を大幅に下落させる可能性があるため注意が必要となりそうだ。
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