2020年10月6日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小陽線で切り返しましたが上昇エネルギーの強いものではありません。106円台乗せを見た場合は上値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも106.50～107.00ゾーンに日足、週足の抵抗が散在しており、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。一方で、105.10-20に日足の抵抗があり、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは1日様子見か105.30-40で買って104.90で撤退です。売りは105.80-90で軽く売って106.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は105.80-90、106.50-60に、下値抵抗は105.10-20、104.50-60、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：125円台で終えれば短期トレンドが変化。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻していますが、日足の上値抵抗が125.00-10にあり、これを実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い状態です。買いは124.00-10の押し目待ちとします。損切りは123.40で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見に転じます。下値抵抗は124.00-10、123.30-40にあります。122.50割れを見た場合は再び下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。1.1850-60の抵抗をクリアすれば短期トレンドに変化。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、1.1790-00の上値抵抗を上抜けきれていないことや、週足の形状も改善していないので、1.1850-60の抵抗をクリアするか1.1810超えで終えるまでは下値リスクを残した状態です。また、1.1850-60の抵抗をクリアした場合でも1.1960-70の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは様子見か、1.1730-40以下の押し目待ち。損切りは1.1680で撤退です。売りは1.1790-00で売り狙い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1860で撤退です。損切りが付かない場合でも1.18台で終えた場合は日足の形状が改善するので、ユーロ売りは一旦撤退して様子見に転じます。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
