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10月2日(金)ドル/円
基調
下値不安
目先の注目材料
・10/2 米9月雇用統計
・主要国株価、米長期金利
トランプ大統領コロナ感染と雇用統計悪化のダブルパンチを警戒
本日は、米9月雇用統計が発表される。
普段なら発表前は様子見ムードが広がりがちだが、今回はトランプ米大統領の新型コロナウイルス感染が明らかになった事でドル/円は下落している。
そうした中で発表される米9月雇用統計は、下ブレによる「ダブルパンチ」を警戒する必要がありそうだ。
市場予想は非農業部門雇用者数が87.5万人増と前月(137.1万人増)から伸びが鈍化すると見られている。
失業率も8.2%への改善が予想されているが、前月(8.4%)からの改善は小幅に留まる見通しだ。
トランプ大統領の新型コロナ感染は、大統領選を1カ月後に控えたタイミングとあって米政治空白リスクが意識された模様で、米国株先物が下落している。
米9月雇用統計が予想以上に弱い内容となれば、米景気回復の遅れが意識されて米国株にさらなる下押し圧力がかかりかねない。
単月の雇用統計の結果に過剰に反応すべきではないが、今回については、株安・円高の反応に要注意だろう。
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