2020年10月2日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小陽線で切り返しましたが、上昇エネルギーの強いものではなく、上値を切り下げる流れからも上抜けていません。一方で下値も105.20-30に日足の抵抗があり、これを下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態です。 トレンドが弱い状態に変わりないので105.60-70での戻り売り方針で。損切りは106.20で撤退です。買いは様子見か104.40-50まで引き付けて。損切りは103.90で撤退です。 106円台を回復した場合は上値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも中期トレンドがまだ弱くドル急伸にも繋がり難いでしょう。逆に105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104.40-50以下の越週か104.00割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日は米雇用統計の発表があり、日中は小動きとなりそうです。市場予想は失業率8.2%、非農業部門就業者数は+850千人です。 日足の上値抵抗は105.80-90、106.40-50に、下値抵抗は105.20-30、104.40-50、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小反発。上昇余力の強いものではなく、124.20-30の抵抗も上抜けきれておらず、下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは様子見か123.00-10で軽く試し買い。損切りは122.40で撤退です。売りは124.00-10で戻り売り。損切りは124.60で一旦撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、125.20超えで終えない限り、下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小陽線で終えていますが、上昇余力の強いものではなく、上値を切り下げる流れにも変化が認められません。買いは様子見か1.1620-30まで引きつけて。損切りは1.1580で撤退です。売りは1.1770-80で戻り売り。損切りは浅い場合で1.1830、深い場合は1.1860で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。強い上値抵抗は1.1790-00に、下値抵抗は1.1610-20にあります。
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