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9月24日（木）メキシコペソ/円
基調
波乱含み
目先の注目材料
・9/24 メキシコ中銀政策金利
・主要国株価、国際商品価格
利下げ継続か据え置きか、米株にも注目
本日は、メキシコ中銀の政策金利発表に注目が集まっている。
市場では、4.25％への利下げ予想が大勢だが、メキシコの消費者物価指数は8月に前年比+4.05％に加速しており、中銀のインフレ目標（2～4％）を1年3カ月ぶりに上回った。
インフレを加味した実質政策金利がゼロ％に近付く中、市場の一部には中銀が政策金利を4.50％に据え置くとの予想もある。
足元で、メキシコペソ相場が急激に下落している事も利下げへのハードルを上げそうだ。
なお、ペソは足元の4日間だけで、対ドルで7％超、対円でも6％超下落している。
ペソの下落が続けばインフレが高進する可能性もある。
そうした中、仮に利下げを見送ればペソはひとまず反発するだろう。
ただ、追加経済対策の遅れなどを懸念して米国株の下げが止まらない場合は反発しても短命に終わりそうだ。
一方、メキシコ中銀が利下げに動いても相対的な高金利通貨としての地位は変わらないため、ペソが急落する公算は小さいかもしれない。
ただし、この場合でも米国株が続落するようだとペソへの下落圧力が高まる公算が大きい。
メキシコ中銀の発表は、日本時間27時。
そこから、米国株がクローズまでの数時間にどう動くかも重要なポイントになりそうだ。
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